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2022年8月3日
ファーウェイ・ジャパン、ICT教育の学習まんが『情報通信のひみつ』発刊
華為技術日本(ファーウェイ・ジャパン)は1日、子ども達に「情報通信についてもっと知識を持ち、社会に潜在する情報格差をなくしたい」という思いのもと、日本PTA全国協議会推薦図書の学研「まんがでよくわかるシリーズ」と協力し、『情報通信のひみつ』(非売品)を発刊したと発表した。
同書籍は企業のCSR活動の一環として、全国の小学校約2万校(国立・公立・私立、特別支援学校・一部児童館含む)、公立図書館約3000館に寄贈している。また、コンテンツは学研公式サイト内で公開され、誰でもオンライン上で読むことができる。
新型コロナウィルスによる影響で、多くの学校がオンライン教育以降せざるを得なくなり、各学校の「通信環境」の整備と運用の格差が浮き彫りになった。通信環境の問題のみならず、情報のデジタル化が進む日本社会において、ICTを利用できる人とそうでない人の間に格差が生まれている事実もある。総務省が発表した2020年版「情報通信白書」では、年収1000万円以上の層のインターネット利用率が94.5%であるのに対し、年収200円万未満の層の利用率は80.7%とされている。この格差が広がれば広がるほど、経済的・社会的格差を生む要因にもつながる。同社ではいかなる状況下においても、未来ある子どもたちの学びに「壁」を作ってはいけないと、「ICT教育」を難しい教科書の話ではなく、誰もが読みやすい漫画形式で分かりやすく、楽しく学んでほしいと発案。数々の学習図書を発刊している学研の協力を得て、同書を発刊する。
同書籍は、「情報通信」の内容や仕組み、歴史などの知識を幅広く得ることができるほか、各ページの内容に沿ったワンポイント情報を「まめちしき」として掲載している。教育・医療・環境問題を始めとする、子どもたちが関心を持っている現代社会のテーマを物語仕立てで、わかりやすくストーリー形式で解説。また、身近で起きそうなサイバーセキュリティ課題に備えるために、安心安全なインターネットのマナーや守り方について記載している。
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