2022年10月27日
中退者の23.4%が「中退理由に新型コロナが関係している」と回答=ジェイック調べ=
ジェイックは26日、同社の「就職カレッジ 中退者コース」の受講生173人を対象に実施した、「中退者・中退予定者に対するアンケート調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、「中退理由に、新型コロナウイルスが関係している」と回答した中退者は、全体の23.4%という結果になった。
この設問の回答結果は、2020年度通期が14.0%、2021年度通期が15.5%であったことから、今回の結果は過去3年間で最多で、コロナ禍の影響が時間をおいて出てきていることが伺える。
また、「実際に中退をしたのは(する予定なのは)入学後何年目か」という設問に対しては、「4年目」という回答が25.1%、次いで「3年目」が19.9%だった。
「3年目」と回答した人には、緊急事態宣言が発令された2020年4月に入学した人も含まれており、こうした人は、「受験時には予想もしなかった大学生活を余儀なくされた」と感じている可能性が高いと思われる。
また、大学4年生に関しても、「大学2年目からオンライン授業に切り替わった」、「アルバイトやサークル、部活動、友人との交流などが思うようにできなくなった」、といった変化があったことが考えられる。
この調査は、「ジェイック 就職カレッジ 中退者コース」の受講生を対象に、4月1日~9月30日にかけて、Webアンケートの形で実施した。有効回答数は173人。
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