2023年7月28日
実践女子大学、「探究学習のコツ、女子高校生にコーチします」8月9日開催
実践女子大学は、高校に新たに導入された探究学習のサポートイベント「Knowledge Scramble」を8月9日に開催する。
同イベントは、探究学習の授業に不慣れで進め方に戸惑っている女子高校生を対象に、同大学の教員が楽しく学べる探究学習のコツをコーチするもの。他にも日本航空(JAL)の気候変動への対応や地域活性化の取り組みについての講演内容をもとに、対話型生成AIのChat(チャット)GPTを駆使した英語の探究学習にチャレンジしたり、地域の課題解決への社会学的アプローチを試みたりする。
「探究学習」は、生徒が自ら課題を発見して主体的にその解決にチャレンジする学習方法。学習指導要領の改訂に伴い2020年度の小学校、2021年度の中学校に続いて、高校は2022年度から新科目「総合的合な探究の時間」として必修化された。生徒の思考力や情報収集力、表現力などが磨かれると期待される一方、「興味があるテーマをなかなか見つけられない」「データを思うように集められない」など、答えのない問いに向き合う難しさが生徒たちを悩ませている。
同イベントは、同大学が注力する社会連携の一環として、日本を代表する航空会社のJALと高校の探究学習の教材開発を行うトモノカイの協力のもと開催する。
当日、JALは講演を通じて、自らの気候変動対策や地域活性化の取り組みを紹介。女子高校生はグループに分かれてワークショップを行い、探究学習でつまずきがちな問いの立て方や興味のあるテーマの見つけ方のコツなどを学習する。探究学習を効率的に進める技術やスキルを身に付けるとともに、探究学習には欠かせない情報収集力や課題解決のアイデアを磨く。
他にもSDGs由来の特別講座も開講。2024年度開設予定の国際学部から、言語学・英語教育学が専門の三田薫教授が、対話型生成AIのChatGPTなどの最新テクノロジーを英語の探究学習に取り入れるノウハウを指導。また人間社会学部からも、社会学を専門とする原田謙教授が「住み続けられるまちづくり」をテーマに探究学習の問いの探し方や情報収集・分析の仕方などを伝授する。
開催概要
開催日時:8月9日(水)9:30~13:00/13:30~17:00
※午前と午後は同内容
開催場所:実践女子大学渋谷キャンパス
参加費:無料
関連URL
最新ニュース
- システム ディ、秋田県教育委員会が「School Engine Web出願システム」を導入(2025年12月5日)
- ICT教材「すらら」、不登校支援で導入自治体数・ID数ともに過去最高を記録(2025年12月5日)
- ガイアックス、石川・富山・福井の小中高校に起業家教育の講師を無償派遣(2025年12月5日)
- 計算力は高いのに自信のない日本の子どもたち、小4・中2国際調査からわかった意識と実力のギャップ =スプリックス教育財団調べ=(2025年12月5日)
- 就活生の67.4%が「資格は就職に有利になる」と回答 =Synergy Career調べ=(2025年12月5日)
- 保護者の4割以上が学童保育に「勉強」と「安心」の両立を要望 =NEXERとHokally調べ=(2025年12月5日)
- 大学受験、保護者が最も不安を感じるのは「高3の秋~冬」=塾選調べ=(2025年12月5日)
- テックタッチ、早稲田大学が独自の出張申請システムに「テックタッチ」導入(2025年12月5日)
- 次世代ロボットエンジニア支援機構、「女性エンジニアの増加」目指しロボット・AI教材普及のクラファンを開始(2025年12月5日)
- 小中生向けプログラミング教室「CodeCampKIDS」、Scratchプログラミングコースをフルリニューアル(2025年12月5日)













