2024年1月22日
見守りグッズ、約6割の母親が「子どもが小1の時に購入」=こどもりびんぐ調べ=
こどもりびんぐは19日、同社の「シルミル研究所」が、小学生以下の⼦どもがいる全国の男女876人を対象に実施した、「子どもの見守りアイテム」をテーマにしたリサーチ調査の結果をまとめ、その一部を発表した。
それによると、小学生以下の⼦どもがいる母親(757人)に「何歳の時に見守りアイテムを購入したか」を聞いたところ、約6割(57.1%)が「小学1年生」と回答。子どもの「1人での登下校」が、購入の大きなきっかけになっていることが分かった。
一方で、約3割は「子どもが未就学児のうちに購入」しており、まだ1人で行動させない年齢のうちから「見守りアイテム」の需要があることが伺える。
見守りアイテムの購入を検討中の母親に「興味をもった理由」を聞いたところ、最も多かったのは「迷子防止」の約5割(53.8%)。
「その他」のフリーコメントでは、「小学校に入学したら必要になるだろうと思っている」「まだ4歳なので1人で外出することはないが、今後1人で出かけるようになった時に、どういうグッズを持たせたら安心なのか興味がある」などの声が寄せられた。
小学生の母親(402人)に、「自治体から防犯ブザーの配布があるか」を尋ねたところ、低学年(小1~小3)では約7割(68.9%)が「ある」と回答。
また、低学年の母親の約7割(利用中、以前購入し利用していた人の合計)は見守りアイテムの購入経験があり、その多くが「配布された防犯ブザーだけでは足りない」と感じており、自ら購入のアクションを起こしていることが推測できる。
低学年、高学年(小4~小6)ともに、「興味がない」と答えた母親は5%以下で、ほとんどの母親が、守りアイテムに少なくとも興味を持っていることが分かった。
また、小学生以下の子どもを持つ母親の約8割が「何かしらの防犯対策」を実施しており、中でも約6割が「家庭内でのルール」を決めており、約束として共有していることが分かった。約4割は「見守りアイテムの利用」で、防犯対策として広く活用されていた。
一方、同社が昨年12⽉、全国の小学生以下の子どもがいるWeb 会員を対象に 「子どもの見守りアイテム」 についての調査したところ、商品についての満足度では第1位「BoTトーク」、第2位「みてねみまもりGPS」、第3位「みもりGPS」だった。価格満足度では第1位「みてねみまもりGPS」、第2位「BoTトーク」、第3位「みもりGPS」という結果だった。
このアンケート調査は、こどもりびんぐの情報誌「あんふぁん」「ぎゅって」の会員などを対象に、昨年12月1日〜15日にかけて、インターネットで実施した。有効回答数は、全国の小学生以下の⼦どもがいる876人(男性10.8%、女性89.2%)。回答者の年代は20代以下4.7%、30代54.3%、40代36.9%、50代以上4.1%で、独身4.6%、既婚95.4%。
関連URL
最新ニュース
- すららネット、EDIX東京(23日~25日)で実践者が語るブース内セミナーを開催(2025年4月18日)
- 総務省統計局、「社会人のためのデータサイエンス入門」受講者の募集開始(2025年4月18日)
- ユーフォリア、静岡県掛川市の地域クラブを運営・設置する地域団体が「Sgrum」採用(2025年4月18日)
- 豊中市とメリル、生成AIを活用した子育て相談チャットボット構築等の協定を締結(2025年4月18日)
- ノーススター、子どものオンライン診療アプリ「キッズドクター」が北海道鹿部町と連携開始(2025年4月18日)
- ランドセルの中身、3割以上の小学生が「最大1kg以上持ち歩く」=土屋鞄製造所調べ=(2025年4月18日)
- 子どもに最も期待していることは「良い進学先」と「良い企業」 =ウィザス調べ=(2025年4月18日)
- TAO、国士舘大学が世界標準モデルの入試システム「TAO」を採用(2025年4月18日)
- ディー・エヌ・ケー、eスポーツ高等学院が今年度の超入学式を20日挙行(2025年4月18日)
- 静岡大学、「令和9年度入試」から革新的な総合型選抜「アチーバー人材入試」を実施(2025年4月18日)