2014年1月29日
日立公共システム/「外字」管理ソフトの文字コード変換機能を強化
日立公共システムは28日、社会保障・税番号制度(共通番号制度)の導入を見据え、「外字」を管理するソフトウェアである漢字統合管理システム「漢字かなめ」の文字コード変換機能を強化し、4月1日から販売開始すると発表した。
「外字」とは、利用者が独自に作成し、PCに追加登録した文字。人名・住所などは標準の文字で正確に表示できない場合があるため、官公庁、自治体、大学・研究所、企業年金、公的医療保険、図書館、文教といった公共分野で使われている。
今回の機能強化では、国が推奨する「文字情報基盤」に対応した文字コード変換を実現し、共通番号制度導入の際の外部機関とのスムーズなデータ連携を可能とした。
業務ごとの文字コード変換対応表の一元管理機能を追加したことで、自治体職員の作業負荷軽減やコスト削減ができるという。
「漢字かなめ」は、公共機関向け電子字典「五萬悦」を活用した文字基盤で、業務システム間の外字情報を統合し、一元管理できるソフトウェア。
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