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2024年10月2日

芝浦工業大学、生成AIを用いたTAによる授業支援を後期から実装

芝浦工業大学は9月30日、同学教育イノベーション推進センター 田中秀穂 特任教授らが、生成AIを用いたTA(ティーチング・アシスタント)、AI TAを作成し、2024年度後期の講義科目にて受講学生の授業支援を実装すると発表した。


これまで生成AIによる授業支援は、2016年に発表されたジョージア工科大学(USA)を皮切りに研究が進められてきたが、AI開発にかかる時間的・費用的コストが課題となっていた。

今回、生成AI普及の機会を捉えてTAとしての実装を始める。教員自身が担当講義の専門的内容に関する資料を「知識」として生成AIにインプットし、それらを参照して回答をアウトプットさせることで、各授業科目に特化した生成AIによるTAを作成し、実際に学生への随時、即時、回数制限のない授業支援を実現するもの。

<概要>
作成したTA名:「知財バディ」
使用AI:ChatGPT 4o, My GPT(RAG機能使用)
使用方法:履修学生が自由にアクセス*して講義について質問、相談
*履修者にのみにAIのリンクを公開し、閲覧者を限定
使用講義名:「知的財産入門」システム理工学部
<期待される効果>
・随時、即時、回数制限なく利用できるAI TAによる学生の学習効果向上
・学生対応にかかる教員負担の軽減
・学生TAへの教育材料としての活用

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芝浦工業大学

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