2025年9月19日
運動会、8割の親が「熱中症リスクを避けて開催することが重要」と回答 =イー・ラーニング研究所調べ=
イー・ラーニング研究所は18日、全国の子どもがいる親世代445人を対象に実施した、「運動会開催時期の変化に関する意識調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、「子どもの運動会はどの季節に開催されるのが良いと思うか?」と聞いたところ、「春」(112人)を上回り、「秋」(227人)が最多となった。さらに、「年によって異なる」(49人)、「わからない」(57人)という回答もあり、運動会の開催時期について一概に「春」または「秋」と決めきれないと考える親も一定数いた。
猛暑や天候不順が日常化し、春に運動会を開催する学校が増加している社会背景がある一方で、依然として秋の開催を希望する親が多数いることが分った。
運動会の開催時期を移行するメリットについては、「熱中症のリスクが低い」(349人)が最も多く、移行する場合には、「健康を守ったうえで開催されるべき」と考える親が多い(約8割)ことが明らかになった。また、「仲間づくりやチームワーク形成のタイミングに適している」(195人)も2番目に多く、運動会を「子ども同士の関係を深める場」として重視している親の心理が伺える。
一方で、開催時期移行の懸念点として最も多かったのは、「練習の準備期間が十分に取れないのではないか」(230人)だった。開催時期の見直しは、子どもの健康面の安全性だけを重視するのではなく、関係性を深める機会や準備時間など、子どもたちにとって運動会が有意義なものとなるよう「学校現場の準備体制」も踏まえた検討が望ましく、親もその現場の実情に一定の理解があることが伺える結果となった。
また、「運動会などの行事や運動習慣を身につけることにはどのような効果があると思うか?」との質問には、「協調性」や「チームワーク」、「自己肯定感」など、学力では測れない「非認知能力」の育成を評価する声が多数を占めた。
さらに、「運動会などの体験が、子どもの心の成長や人との関わり方に良い影響を与えると思うか?」と尋ねたところ、「非常に重要」と回答した親が半数以上、「やや重要」が約4割と、合わせて約9割の親が「運動会は子どもの心の成長や人との関わり方に良い影響がある」と考えていることが判明した。
最後に、「今後の運動会に期待すること」を聞いたところ、8割以上(367人)が「子どもが楽しんで参加できる雰囲気を大切にできるか」と回答した。ほかにも、「熱中症や天候への十分な配慮をした開催」(280人)、「多様な種目があり、運動が得意でない子も輝ける内容」(258人)にも多くの声が集まり、親たちが運動会に求める本質は、安全面だけでなく、子どもたちが普段の授業とは異なる経験や学びを、楽しみながら得られることだと読み取れる。
この調査は、全国の子どもがいる親世代を対象に、8月5~29日にかけて、紙回答の形で実施した。有効回答数は445人。
関連URL
最新ニュース
- バッファロー、伊勢市立図書館の公衆Wi-Fiサービス「FREESPOT」導入事例を公開(2026年1月30日)
- 教育資金「4割の家庭が不足」の現実、大学入学時の理想額は700~900万円 =塾選ジャーナル調べ=(2026年1月30日)
- 新大学生に必要なアイテム、TOP3は「PC」「勉強道具」「衣類」=Paidy調べ=(2026年1月30日)
- ジンジブ、2026年卒高卒採用の最新動向 採用充足は3割にとどまる 令和の高卒採用難を勝ち抜く戦略とは(2026年1月30日)
- 現役高校生の約3割が「学生時代の友だちは一生友だちだと思わない」 =ワカモノリサーチ調べ=(2026年1月30日)
- WEBデザイン学習者の6割が挫折を経験 挫折時の勉強法は独学が57%で最多 =日本デザイン調べ=(2026年1月30日)
- ブリタニカ・ジャパン、関西国際大学情報学部の高大連携の取り組みに参加(2026年1月30日)
- 北海道科学大学、「SAPPORO データアイデアソン~データで考える札幌の未来~」2月開催(2026年1月30日)
- ベネッセと慶應義塾大学大学院、人材育成に関する連携協力協定を締結(2026年1月30日)
- NIJIN、「不登校を不幸にしない」自治体・企業・教育関係者向けメタバース視察ツアーを2月18日開催(2026年1月30日)















