2025年10月15日
武蔵野大、GPTsを活用した独自の学修支援サービス「AI先輩」を通信教育部向けに導入
武蔵野大学は、同大通信教育部の心理学専攻の学生向けに、OpenAI社のGPTsをベースに開発した独自の学修支援サービス「AI先輩」を10月からトライアル導入した。
「AI先輩」は、授業で使用している教科書や講義内容を学習しており、学生からの質問には、教科書に基づいて回答。記載のない内容は自らの考えとして補足するなど、授業に即した形で助言する。
通信教育には、学生一人ひとりの生活スタイルに応じて時間や場所を問わず学べるメリットがある一方、孤独感を抱えやすく、分からないことを質問しにくいという課題があるが、「AI 先輩」を導入すれば、学生に寄り添った学習環境が提供でき、主体的で効果的な学びをサポートできる。
「AI先輩」は、教授の代替ではなく、学びをともにする親切な“先輩”として位置づけられており、学生は気軽に質問でき、理解の補助や興味の深掘りにも活用できる。
「AI先輩」概要
導入時期:10月から開始(トライアル導入)
対象学生:「通信教育部」心理学専攻の学生
対象科目:
・1年次「心理学概論」(基幹科目、受講者1190人)
・2~4年次「心と体の健康」(共通科目、受講者800人)
・2~4年次「行動療法」(専門・応用、受講者226人)
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