2014年3月28日
アフレル/レゴ ロボットコンテスト 優勝はSUCCESS(宇都宮工業)
アフレルは27日、教育版レゴ マインドストームEV3を使った競技系ロボットコンテスト「AFREL SPRING CUP 2014」を日本電子専門学校7号館(東京・新宿区)で開催した。
大会には高校生13チームが参加し、自律型ロボットの走行を競い合う“熱い戦い”が繰り広げられた。
教育版レゴ マインドストームの新製品EV3は、CPUや通信機能を持つ「インテリジェントブロック」、ジャイロセンサー、超音波センサー、カラーセンサー、タッチセンサーと、「サーボモーター」などがセットになったロボット開発キット。
競技の内容は、“インドネシアのコモド島に生息するコモドドラゴンの保全を目的に、自律型ロボットでコモドドラゴンの卵(赤ボール)を回収し、安全なエリアに移動するミッションを高校生らが行う”というもの。起伏のある島の地形に見立てた競技フィールドに、コモドドラゴンの卵(赤ボール)と他の卵(青ボール)が置かれており、競技機は島を一周して赤のみを回収していくもので、回収の正確さとスピードの両面から採点される。
競技は2チームが同時に競う形で行われた。競技機へ事前に設定するプログラムが重要で、中には走るスピードが速すぎて、センサーが認識できずに赤い卵を残すチームや、誤って青い卵に反応する等といった場面もあったが、多くのチームは順調にミッションをこなしていく。
午後からは、勝ち上がった6チーム(芝浦電技研Ⅱ、芝浦電技研Ⅲ、こでまり、Fireworks、Precise、SUCCESS)による決勝トーナメントが行われた。それぞれ実力を発揮して伯仲した戦いが続く。
戦いを制したのは、チームSUCCESS(宇都宮工業高校)。赤い卵をミスなく回収し、早いスピードで指定エリアまで移動した。競技後のインタビューで、「練習でうまくいかない時があったので不安だったが、勝ててうれしい」と喜びの気持ちを語った。
アフレルは、高校、高等専門学校等での授業やクラブ活動に活用されるこのEV3を使い、今回初の試みとして競技コンテストを開催した。今後もこうした取り組みを続けていくという。
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