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2026年5月25日

子どもの勉強、親が教えている家庭の75%が「難しい」と実感=NEXER調べ=

NEXERは22日、家庭教師のラストと共同で、高校生以下の子どもがいる全国の男女100人を対象に実施した、「子どもの勉強を教えること」についてのアンケート調査の結果をまとめ発表した。


それによると、まず、「子どもに勉強を教えたことがあるか」を聞いたところ、73.0%が「ある」、27.0%が「ない」と回答。塾や通信教育など選択肢が広がる現代でも、多くの家庭で親が直接子どもに勉強を教える場面があることが分かった。家庭学習における親の役割は、依然として大きいといえる。


続いて、子どもに勉強を教えたことが「ある」と回答した保護者に、「教えようとして難しいと感じた経験があるか」を聞いたところ、「よくある」が27.4%、「ときどきある」が47.9%となり、合計75.3%の保護者が「難しいと感じた経験がある」と回答した。

一方で、「あまりない」は15.1%、「まったくない」は9.6%にとどまっており、実に4人に3人が、何らかの形で勉強を教える難しさに直面している計算になる。親としての関わりに、戸惑いや迷いを感じている家庭は少なくないようだ。


さらに、難しいと感じたことが「ある」と回答した保護者に、「具体的にどのような点で難しいと感じたか」を聞いたところ、最も多かったのは「教え方が分からない」54.5%で、以下、「内容が難しい」36.4%、「子どもが話を聞かない」32.7%、「子どもがすぐ不機嫌になる」25.5%、「自分が感情的になってしまう」21.8%、「学校の教え方と違って混乱する」10.9%、「勉強を見る時間が取れない」9.1%、「どこまで教えるべきか分からない」7.3%と続いた。

学習内容そのものの難しさだけでなく、「どう伝えればよいか」という指導法の壁、そして親子だからこそ生じる感情の揺れまで、難しさの正体は1つではないのが伺える。


次に、勉強を教えたことが「ある」と回答した保護者に、「親が教えることで親子関係に影響が出たことがあるか」を尋ねたところ、「よくある」が9.6%、「ときどきある」が23.3%となり、合計32.9%が「影響が出た経験がある」と回答した。「あまりない」は41.1%、「まったくない」は26.0%で、影響を感じていない家庭が多数派だった。

しかし、3人に1人以上の保護者が親子関係への影響を実感しているのは見逃せないポイントで、勉強を教えることが、家庭の空気を変えてしまうこともあるようだ。


「具体的にどのような影響があったか」を聞いたところ、「けんかになった」「子どもが嫌がるようになった」「親がイライラしやすくなった」がいずれも37.5%で、同率最多だった。一方で、「逆に信頼関係が深まった」16.7%、「一緒に取り組む時間が増えた」12.5%というポジティブな回答も見られた。

以下、「勉強そのものを嫌がるようになった」8.3%、「子どもが質問しにくそうにした」4.2%、「その他」8.3%と続いたが、教える側のイライラと、教わる側の拒否感のぶつかり合いが、けんかという形で表に出てしまうケースが目立った。もちろん絆が深まった家庭もあるが、ネガティブな影響の多さは、家庭学習が抱える難しさを物語っている。


最後に、理想の「子どもの勉強サポート体制」はどんな形かを聞いたところ、「親が教える」と「学校の補習や学習支援」がともに23.3%で同率最多で、以下、「塾」19.2%、「通信教育」15.1%、「個別指導」12.3%、「オンライン家庭教師」1.4%、「その他」5.5%と続いた。家庭・学校・外部サービスのどれが理想かについては、保護者によって意見が分かれた。

「親が教える」を選んだ保護者からは、子どもとのコミュニケーションを大切にしたい、子どものペースに合わせて進めたいという声が見られたが、「学校の補習や学習支援」や「塾」を選んだ保護者からは、家庭だけで勉強を見続ける難しさや、専門的なサポートへの期待が伺えた。子どもの勉強サポートは、家庭だけで完結させるものではなく、学校や外部サービスも含めて、それぞれの家庭に合った形を選ぶことが大切だ。

この調査は、事前調査で「高校生以下の子どもがいる」と回答した全国の男女を対象に、5月11~17日にかけてインターネットで実施した。有効回答数は100人。

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