2026年8月6日
安藤ハザマと神戸高専、建設工事へのフィジカルAI活用で共同研究を開始
安藤・間(安藤ハザマ)と神戸市立工業高等専門学校(神戸高専)は4日、フィジカルAIを活用した建設機械の自動化に関する共同研究を開始したと発表した。
2026年4月から、ヒューマノイドロボットによる建設機械の自動操作を目指し、本格的な実証を開始している。
現在、センサー等で把握した現実世界の状況をもとに物理的なロボットを制御する「フィジカルAI」が世界で注目されている。日本政府は官民の投資拡大に向けた検討を加速しており、国土交通省も建設業でのフィジカルAI活用を考えるピッチイベントを開催するなど、i-Construction2.0で掲げた生産性向上を実現するための動きが活発化している。
建設業では少子高齢化による深刻な人手不足が喫緊の課題。従来の自動化技術では困難だった、現場状況に応じた臨機応変な判断を伴う作業にもフィジカルAIなら対応できるとして、期待が高まっている。
このような背景から、安藤ハザマと神戸高専は、建設業における労働力不足の解消と生産性・安全性の向上を目的に、フィジカルAIを活用した建設機械の自動化に関する共同研究を開始した。
安藤ハザマでは、建設業の立場から、油圧ショベル等の建設機械の自動化に取り組んでいる。一方、神戸高専システム情報工学科田原研究室では、AIロボティクスの分野から、土工作業シミュレーションを活用した建機自動化AIの開発、ヒューマノイドロボットを活用した小型電動ショベルの自動化に取り組んでいる。
本共同研究では、両者の技術や知見を融合させることで、ヒューマノイドロボットによる建設機械の自動操作を実現する。その第一歩として、両者の専門性を最大限活用できる大型油圧ショベルの自動操作に着手した。
本共同研究により、フィジカルAIを活用したヒューマノイドロボットによる大型油圧ショベルの自動操作を実現し、建設機械の自動化にフィジカルAIが有効であることを確認する。その後は、大型油圧ショベル以外の建設機械の自動化や、一般的な有人作業のヒューマノイドロボットへの置き換えなど、建設工事におけるフィジカルAIの適用を進めていきくという。
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