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2014年10月23日

日本ホテルスクール/反転授業のプレゼンテーション演習実施

日本ホテルスクールは21日、反転授業形式のプレゼンテーション演習を実施した。

授業では1人60秒のプレゼント行った

日本ホテルスクールは、演習時間をより多く確保するために、同校としては初となる反転授業を、昼間部ホテル科1年生43名が履修する「実習教育概要」の授業に導入した。

21日の授業前に、生徒たちは、YouTubeにアップロードされた、プレゼンテーションに関する基礎知識や、スライド資料の作成手順、見本の映像などを視聴し、予習を行った。

冒頭で予習状況を確認

当日の授業では、まず冒頭で、生徒の一人ひとりの視聴状況が分かる、クラスの名簿を黒板に映し出し、予習がどれだけ行われたかを確認。

この日動画を使って予習をしてきたのは受講生43名中32名。反転授業の導入支援を行い、この日講師を務めたハンテンシャの加藤大代表によると、将来の仕事と直結する専門学校の授業であるため、大学などでの実施に比べて比較的高い予習率だという。

シートに自分以外の生徒の評価を記入

続けて、一人60秒のショートプレゼンテーションを行った。「昔からあるルールが全て正しいと思うな」「教わったことは2度と聞かない」など、生徒たちがホテルの実習で得た経験を発表。その模様を撮影して、次年度以降実習を受ける生徒が参考にするという。

生徒たちは自分がプレゼンテーションをするだけでなく、ほかの生徒の内容の評価も行った。スライド資料のクオリティや、パフォーマンス内容を5段階で評価し、最後にクラスのMVPを決定した。

MVPに選ばれたのは、「自分の物差しで計らない」ことが大事だとプレゼンテーションした湯口くん。反転授業の感想を聞くと、「予習しなければいけないため、授業に向けて一人ひとりの意欲が大事になる」と語った。

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