2014年10月31日
サイバネットシステム/視覚障がい者に音声で情報を伝えるARアプリ
サイバネットシステムは29日、汎用ARアプリ「junaio(ジュナイオ)」(無償)を使ったスマートフォン向け聴覚ARシステム「聞こAR(きこえーる)」を開発したと発表した。
AR(拡張現実)の主要機能である画像認識技術と、文章読み上げ技術を組み合わせたシステム。「junaio」に画像を認識させて音声で情報を伝えることができる。
アプリを起動して、レストランメニューにスマートフォンをかざすと、本日のおすすめメニューの紹介や価格、材料、カロリーや塩分量などのあらかじめ登録しておいたテキスト情報を音声で聞くことができる。
印刷物の上に点字や触図を重ねて印刷する技術をもつ欧文印刷と共同で、視覚障がい者向けレストランメニュー読み上げアプリとして作成したもの。
点字だけでは印刷物の大きさに文字数の制限を受けたり、視覚障がい者の点字普及率が20%程度しかないという実態を受け、視覚障がい者の不自由さを軽減し、健常者と障がい者が分け隔てなく相互に共生する社会の実現に貢献する目的で製作したという。
問い合わせ先
サイバネットシステムADS 第2事業部 AR企画
cnc-info@cybernet.co.jp
最新ニュース
- CFC、「能登半島地震で被災した子どもの学び実態調査」の結果を発表(2024年11月22日)
- 親が選ぶ子どもに通わせたいプログラミング教育の条件とは? =「プロリア プログラミング」調べ=(2024年11月22日)
- ザクティ、長野県池田工業高校の遠隔臨場体験でウェアラブルカメラが活躍(2024年11月22日)
- 北九州市立大学、高校生向けテクノロジ・イノベーション教育事業「GEEKKイニシアチブ」を開始(2024年11月22日)
- ICT CONNECT21、水曜サロン 安藤昇氏「生成AIで変わる教育の未来」12月4日開催(2024年11月22日)
- 朝日出版社、デジタル・文法指導セミナー「CNN Workbook Seminar 2024」大阪・福岡で開催(2024年11月22日)
- 「未来の学習コンテンツEXPO 2024(冬期)」12月25日開催 企業の協賛案内を開始(2024年11月22日)
- キャスタリア、「ケニアの教育とICTの未来を考える特別セミナー」を開催(2024年11月22日)
- Mulabo!、小学5・6年生対象「親子でプログラミングを体験しよう!」12月横浜で開催(2024年11月22日)
- 教育プラットフォーム「Classi」、「学習トレーニング」機能内に動画を搭載(2024年11月22日)