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2015年12月4日
ネットワンシステムズ/福島市教委の仮想デスクトップ環境を構築
ネットワンシステムズは4日、福島市教育委員会が市内の市立幼稚園・小学校・中学校・特別支援学校の教職員に提供する、仮想デスクトップ環境を構築したと発表した。
福島市の市立学校では、教員が校務に割く時間が多く、児童生徒一人ひとりに掛けられる時間が少ないことが課題となっていた。
教職員の校務負荷を軽減するために、福島市教育委員会は、情報の紛失・漏えいや、外部からの不正アクセスなどのリスクを解消できる仮想デスクトップの導入を決定した。
仮想デスクトップ基盤には、ネットワンシステムズが提案した事前検証済みパッケージのEMC「VSPEX」を採用した。「VSPEX」は、VMware / Cisco / EMCの製品を組み合わせ、性能を高めつつコストも最適化する設計・構成を実現したパッケージ。
仮想デスクトップ環境の構築により、校務用とインターネット接続用のデスクトップを分け、児童・生徒の情報等を外部から隔離。
さらに、複数のセキュリティ対策や、データ消失リスクの低減などにより、セキュリティを大幅に強化するとともに利便性も向上しているという。
今回構築した仮想デスクトップ環境、1人1台のシンクライアント端末とともに4月から順次展開しており、まずモデル校として選定された市内8校、福島市教育委員会の教職員計約300名が利用を開始している。
2017年には、福島市内の全ての市立学校の教職員約2000名が利用する予定だという。
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