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2017年1月10日

CERDがオープンソースの防災教育向けARアプリを公開

大阪市立大学都市防災教育研究センター(CERD)の吉田大介兼任研究員と、三田村宗樹副所長は6日、ブリリアントサービスとともに、防災教育向けAR(拡張現実)アプリ「CERD-AR」を開発し、オープンソースソフトウェアとして公開した。

「CERD-AR」は、訓練用の防災関連情報をタブレット端末で確認できるというもの。

ARによる表示機能を使い、タブレット端末に写った現在地のカメラ画像に関連する周辺にある仮想の災害・防災関連情報を、現在地から見える方角にアイコン画像として表示。防災訓練を行っている現地周辺の災害の種類、現在地点から災害地点間の距離、災害範囲を確認しながら、緊張感のある訓練が行えるという。

アプリには、地図表示機能、タイマーによる災害発生・範囲拡大の機能、災害範囲に近接・侵入時の視聴覚的な警告機能などが搭載されている。

今後、浸水、土砂崩れ、火災想定のハザードマップといったGIS(地理情報システム)データの重層表示、アニメーション画像の表示機能の実装、仮想現実(VR)コンテンツとの連携などを予定している。

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「CERD-AR」

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