2017年1月10日
CERDがオープンソースの防災教育向けARアプリを公開
大阪市立大学都市防災教育研究センター(CERD)の吉田大介兼任研究員と、三田村宗樹副所長は6日、ブリリアントサービスとともに、防災教育向けAR(拡張現実)アプリ「CERD-AR」を開発し、オープンソースソフトウェアとして公開した。
「CERD-AR」は、訓練用の防災関連情報をタブレット端末で確認できるというもの。
ARによる表示機能を使い、タブレット端末に写った現在地のカメラ画像に関連する周辺にある仮想の災害・防災関連情報を、現在地から見える方角にアイコン画像として表示。防災訓練を行っている現地周辺の災害の種類、現在地点から災害地点間の距離、災害範囲を確認しながら、緊張感のある訓練が行えるという。
アプリには、地図表示機能、タイマーによる災害発生・範囲拡大の機能、災害範囲に近接・侵入時の視聴覚的な警告機能などが搭載されている。
今後、浸水、土砂崩れ、火災想定のハザードマップといったGIS(地理情報システム)データの重層表示、アニメーション画像の表示機能の実装、仮想現実(VR)コンテンツとの連携などを予定している。
関連URL
最新ニュース
- LINEヤフーとキラメックス、⾹川県と連携し県内のデータ・AI⼈材育成を⽀援(2024年4月26日)
- アデコ、「エンジニア・プログラマー」が初めて中学生男子が選ぶ「将来就きたい職業」の1位に(2024年4月26日)
- 小中学校のFAX、教諭の86%が月に1回以上利用するも、過半数が廃止に賛成 =アドビ調べ=(2024年4月26日)
- リスキリング理解度は高まるが社会人の約4割は学習意欲なし =ベネッセ調べ=(2024年4月26日)
- じゅけラボ予備校、「難関私立大vsその他私立大」現役合格者の勉強時間比較(2024年4月26日)
- 昇給を実施する企業は「魅力を感じる」の回答が9割超 =学情調べ =(2024年4月26日)
- 滋賀県立大学と山田進太郎D&I財団、中高生女子のSTEM人材育成に向け連携協定を締結(2024年4月26日)
- WHITE、日本経済大学と「教育革新パートナーシップ契約」を締結(2024年4月26日)
- みんがく、文京区立第九中学校にて全校生徒・教職員に向け「生成AIリテラシー講座」開催(2024年4月26日)
- ShoPro、世田谷区立小で「探究学習プログラムコンテンツ」使用した授業実施(2024年4月26日)