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2017年1月31日
いじめ相談、匿名でリアルタイム報告「STOPit」を帝塚山小が導入
ストップイットジャパンは30日、いじめ等の不適切な行為を報告・相談するアプリと管理者向けの問題解決ツールからなる「STOPit」の日本での小学校第一号導入校として、私立帝塚山小学校が決定したと発表した。
ストップイットジャパンは、米国で「STOPit」プラットフォームを開発・提供を行っているInspirit Group, LLC社と日本の教育分野での独占販売代理店契約を締結し、日本の教育現場のニーズにあった製品展開を進めている。
帝塚山小学校(奈良市)は2歳児教育、幼稚園、小学校、中学校高等学校、大学からなる帝塚山学園の小学校部門。総合学園として、変化する時代に沿った特色のある教育を展開。
小学生のスマートフォン所有率は年々増加し、いじめの認知件数も増え続けているなか、より安心安全な学校環境の提供と、保護者の協力を得て子どもたちの不適切行為が抑止されることを期待し、小学校3~6年生を対象に「STOPit」プラットフォームの導入を決定したという。
「STOPit」プラットフォームは、いじめ等の不適切な行為を受けている人や目撃した人が匿名で学校などの組織担当者に報告・相談ができる「STOPitモバイルアプリ」と、報告・相談を受けた担当者が適切に管理・対応できる効率的な管理ツール「DOCUMENTit」から構成されている。
「STOPit」はCNN(米国)から「世界を変えるために役立つアプリ5選」に選出されるなど、世界的に注目を集めているという。
日本では2016年6月から羽衣学園中学校(大阪・高石市)が「STOPit」プラットフォームを導入。米国では2016年末時点で、約6000校300万人が導入している。
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