2018年5月30日
iTeachers TV Vol.142 石川県立ろう学校の嶋 哲昭先生(前編)を公開
iTeachersとiTeachers Academyは30日、iTeachers TV Vol.142 石川県立ろう学校の嶋 哲昭先生による「ろう学校でのICTを活用した実践について(前編)」を公開した。
ろう学校中学部では、音声、手話、文字など生徒のコミュニケーションモードの違いにより、グループでの話し合い活動で、お互いの内容が理解しにくいといった課題がある。この課題を解決すること、そして、主体的に学ぶ機会を増やし、基礎学力の定着を図ることを目的に、2017年度、ICTを活用した実践を行った。
国語の実践では、品詞の分類、名詞の種類、動詞の活用などの文法を理解するために、「私の読み上げ単語帳」を使用。このアプリは、間違った問題を繰り返し覚えることができ、覚えた単語が数値化されることで、生徒は意欲的に取り組むことができた。また、漢字の部首クイズとして「AC Board」を使用。友達同士で問題を出し合い、教え合う様子が見られたという。
嶋先生は、2015年度から、石川県立ろう学校の情報教育を担当。校内におけるICTを活用した実践をサポートしている。また担当教科である技術の授業においては、プログラミングの指導を行うなど、日々実践を重ねている。
後半の「教育ICTなんでも3ミニッツ」は、教育ICTコンサルタントの小池 幸司氏による、「教育現場で使えるiPadアプリ講座」。今回紹介するのは「ねずみタイマー」。
小池さんは、2011年3月、他の学習塾に先駆けてiPad導入を実現。教育現場におけるICTの導入・活用を推進すべく、講演や執筆活動を通じて自社のiPad導入事例やノウハウを発信。2013年3月にはiPad×教育をテーマにした初の実践的書籍「iPad教育活用 7つの秘訣」をプロデュース。NPO法人 iTeachers Academy 事務局長。
□ ろう学校でのICTを活用した実践について(前編)
最新ニュース
- システム ディ、秋田県教育委員会が「School Engine Web出願システム」を導入(2025年12月5日)
- ICT教材「すらら」、不登校支援で導入自治体数・ID数ともに過去最高を記録(2025年12月5日)
- ガイアックス、石川・富山・福井の小中高校に起業家教育の講師を無償派遣(2025年12月5日)
- 計算力は高いのに自信のない日本の子どもたち、小4・中2国際調査からわかった意識と実力のギャップ =スプリックス教育財団調べ=(2025年12月5日)
- 就活生の67.4%が「資格は就職に有利になる」と回答 =Synergy Career調べ=(2025年12月5日)
- 保護者の4割以上が学童保育に「勉強」と「安心」の両立を要望 =NEXERとHokally調べ=(2025年12月5日)
- 大学受験、保護者が最も不安を感じるのは「高3の秋~冬」=塾選調べ=(2025年12月5日)
- テックタッチ、早稲田大学が独自の出張申請システムに「テックタッチ」導入(2025年12月5日)
- 次世代ロボットエンジニア支援機構、「女性エンジニアの増加」目指しロボット・AI教材普及のクラファンを開始(2025年12月5日)
- 小中生向けプログラミング教室「CodeCampKIDS」、Scratchプログラミングコースをフルリニューアル(2025年12月5日)














