2018年6月12日
JIECの「manaBrain」が近大理工学部に「バーチャルTA」採用
JIECは11日、近畿大学理工学部情報学科の講義で、学生からの質問への対応をティーチング・アシスタント(TA)に代わって行う「バーチャルTA」として、IBM Watsonを活用したAI問い合わせ対応サービス「manaBrain(マナブレイン)」が採用されると発表した。
2018年9月から近畿大学では、約100名の学生が受講する情報学科の「情報メディアプロジェクトII」の講義で、従来は講師やTAが対応していた学生からの質問に、「manaBrain」を採用したバーチャルTAが対応する。
これにより講義や実習の中で多くの時間を費やしていた質問への対応が自動化されるとともに、学生は時間や場所を問わず気兼ねなく質問を行うことができるため、講義に関する理解が深まるという。また、学生と講師とTAが協力してAI搭載のバーチャルTAの運用を体験することで、AIを活用したコミュニケーションのあり方について実践的に学ぶことができる。
「manaBrain」は、Watsonの自然言語処理技術を活用した問い合わせ対応のクラウドサービス。業務部門のスタッフやコールセンターの管理者が、自らの手で問い合わせ対応を自動化できまる。質問をする人も管理をする人も、ブラウザがあればすぐに始められる。
「manaBrain」は、既存のQA集などを使って最初から賢く始めることができ、さらに、これまでは見ることができなかった問い合わせ対応の状況を可視化し、簡単な画面操作で改善することにより、運用しながらもどんどん賢くできる。
関連URL
最新ニュース
- ライフイズテック、鹿児島県教委と「誰1人取り残さないICT教育の実現」で連携協定(2024年4月30日)
- AIツールは研究キャリアに有利に影響 =カクタス・コミュニケーションズ調べ=(2024年4月30日)
- ラインズ、滋賀県長浜市が放課後児童クラブに入退室管理システム「安心でんしょばと」一斉導入(2024年4月30日)
- コドモン、茨城県つくば市の公立保育所がICTサービス「CoDMON」導入(2024年4月30日)
- 日テレ×港区、タブレット型取材ゲームで学べる授業パッケージを開発(2024年4月30日)
- 中部大学、運動の学習を実現する人工小脳デバイスを開発(2024年4月30日)
- X、大同大学でAI学長アバターが大学ツアーを実施(2024年4月30日)
- SIE、ロボットトイ「toio」専用コンテンツ最新作「トイオ・プレイグラウンド」5月販売開始(2024年4月30日)
- スイッチエデュケーション、工作×プログラミング「貯金箱を作ろうキット2」を発売(2024年4月30日)
- デジタル・ナレッジ、無料セミナー「教育コンテンツ・レベルアップの法則」開催(2024年4月30日)