2018年6月12日
JIECの「manaBrain」が近大理工学部に「バーチャルTA」採用
JIECは11日、近畿大学理工学部情報学科の講義で、学生からの質問への対応をティーチング・アシスタント(TA)に代わって行う「バーチャルTA」として、IBM Watsonを活用したAI問い合わせ対応サービス「manaBrain(マナブレイン)」が採用されると発表した。
2018年9月から近畿大学では、約100名の学生が受講する情報学科の「情報メディアプロジェクトII」の講義で、従来は講師やTAが対応していた学生からの質問に、「manaBrain」を採用したバーチャルTAが対応する。
これにより講義や実習の中で多くの時間を費やしていた質問への対応が自動化されるとともに、学生は時間や場所を問わず気兼ねなく質問を行うことができるため、講義に関する理解が深まるという。また、学生と講師とTAが協力してAI搭載のバーチャルTAの運用を体験することで、AIを活用したコミュニケーションのあり方について実践的に学ぶことができる。
「manaBrain」は、Watsonの自然言語処理技術を活用した問い合わせ対応のクラウドサービス。業務部門のスタッフやコールセンターの管理者が、自らの手で問い合わせ対応を自動化できまる。質問をする人も管理をする人も、ブラウザがあればすぐに始められる。
「manaBrain」は、既存のQA集などを使って最初から賢く始めることができ、さらに、これまでは見ることができなかった問い合わせ対応の状況を可視化し、簡単な画面操作で改善することにより、運用しながらもどんどん賢くできる。
関連URL
最新ニュース
- CFC、「能登半島地震で被災した子どもの学び実態調査」の結果を発表(2024年11月22日)
- 親が選ぶ子どもに通わせたいプログラミング教育の条件とは? =「プロリア プログラミング」調べ=(2024年11月22日)
- ザクティ、長野県池田工業高校の遠隔臨場体験でウェアラブルカメラが活躍(2024年11月22日)
- 北九州市立大学、高校生向けテクノロジ・イノベーション教育事業「GEEKKイニシアチブ」を開始(2024年11月22日)
- ICT CONNECT21、水曜サロン 安藤昇氏「生成AIで変わる教育の未来」12月4日開催(2024年11月22日)
- 朝日出版社、デジタル・文法指導セミナー「CNN Workbook Seminar 2024」大阪・福岡で開催(2024年11月22日)
- 「未来の学習コンテンツEXPO 2024(冬期)」12月25日開催 企業の協賛案内を開始(2024年11月22日)
- キャスタリア、「ケニアの教育とICTの未来を考える特別セミナー」を開催(2024年11月22日)
- Mulabo!、小学5・6年生対象「親子でプログラミングを体験しよう!」12月横浜で開催(2024年11月22日)
- 教育プラットフォーム「Classi」、「学習トレーニング」機能内に動画を搭載(2024年11月22日)