2018年10月10日
オンラインスクール、ビジネスパーソンの通勤電車内での学び実態調査
オンラインスクールは9日、通勤に電車を利用している1都3県在住のビジネスパーソン1000人を対象に実施した「通勤電車内での学びに関する実態調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、通勤時間を自身のスキルアップや自己研鑽に充てたいと思うか聞いたところ、「とても思う」(19.1%)、「どちらかというと思う」(31.0%)を合わせて、50.1%のビジネスパーソンが、「毎日の通勤電車内での時間を自身の成長に使いたい」と考えていた。
年代別に見ると、「とても思う」、「どちらかというと思う」と回答したのは、20代で63.5%、30代62.0%、40代48.5%、50代39.0%、60歳以上37.5%。最も通勤電車内での時間を自身の成長に使いたいと考えているのは20代だった。
過去1年以内に通勤電車内で勉強した経験があるかは、「ある」が44.6%、「ない」が55.4%。年代別に見ると、「通勤電車内で勉強した経験がある」のは、20代で63.0%、30代54.5%、40代39.5%、50代32.0%、60歳以上34.0%。20代、30代の半数以上は、過去1年以内に通勤電車内で何かしらの勉強をしていた。
勉強の内容については、最も多かったのは「自身の会社の業務内容に関連した勉強」(57.4%)。次に「英語、英会話」(35.9%)、「趣味に関連した勉強」(33.9%)。
東京都では現在、「時差Biz」などの満員電車をなくす取り組みを行っており、また各路線には「座れる通勤電車」なども登場し、通勤時の環境が以前と比べ変化してきた。
そこで、通勤環境が改善されることで通勤電車内で勉強する時間を増やしたいと思うかと聞いたところ、「とても増やしたいと思う」(16.9%)、「どちらかというと増やしたいと思う」(29.7%)を合わせ、46.6%が「通勤環境が改善されることで勉強する時間を増やしたい」と思っていた。
一方で、「どちらかというと増やしたいと思わない」(9.7%)、「全く増やしたいと思わない」(12.6%)を合わせて、22.3%は通勤環境に関わらず、通勤電車内での勉強の時間を増やしたいとは思っていなかった。
年代別に見ると、「とても増やしたいと思う」、「どちらかというと増やしたいと思う」と回答したのは、20代で61.0%、30代58.5%、40代40.5%、50代38.5%、60歳以上34.5%で、20代が最も通勤電車で学ぶ時間を増やしたいと思っていることが分かった。
この調査は、通勤に電車を利用している東京、埼玉、千葉、神奈川在住のビジネスパーソン1000人(男性500人、女性500人)を対象に、8月17日~24日にかけて、インターネットリサーチで実施した。対象1000人の年代は、20歳~29歳、30歳~39歳、40歳~49歳、50歳~59歳、60歳以上に、それぞれ200人ずつ均等割付。
関連URL
最新ニュース
- MetaMoJi、リアルタイム学習支援サービス「MetaMoJi ClassRoom 3」に「メタモジドリル」を搭載(2025年12月12日)
- SDT、静岡県磐田市で生成AI活用した「子育て分野」チャットボットの実証実験開始(2025年12月12日)
- さつき、離島で遠隔授業 島根県教委員に電子黒板「ミライタッチ」を導入(2025年12月12日)
- ラインズ、神奈川県秦野市が全児童ホームで入退室管理システム「安心でんしょばと」導入(2025年12月12日)
- 1位は「高」、Z世代が選んだ「今年の漢字」&「2026年やりたいこと」ランキングを公開 =MERY調べ=(2025年12月12日)
- Z世代の漢字離れを検証、漢字の読みが難しい“難漢”大学ベスト10を発表 =嘉悦大学調べ=(2025年12月12日)
- 大学受験生への声掛け、53.5%の親が「ねぎらいや体調を気遣う言葉で」と回答 =塾選調べ=(2025年12月12日)
- 郁文館高校、中3生向け「都立自校作成型オープン入試」を2月14日に実施(2025年12月12日)
- バッファロー、札幌第一高校へのマルチギガネットワークの構築事例を公開(2025年12月12日)
- 富士フイルムシステムサービス、ICT活用に向け大阪教育大学と包括連携協定を締結(2025年12月12日)
















