2018年10月16日
87%の労働者が「勤務先の情報セキュリティ対策に課題がある」と回答
ネクストテックステージは15日、「情報セキュリティの意識調査」の結果と、情報セキュリティ対策の実態についての分析を発表した。
それによると、「社内の情報セキュリティ対策には課題があると思うか?」との質問に対し、約87%の労働者が「はい」と回答。
さらにヒアリングを実施したところ、ソフトウェアの更新、ウイルス対策ソフト(ウイルス対策サービス)の導入、IDとパスワードの適切な管理に原因があると推察できたという。
こうした対策は、各企業で実施されつつあるようだが、これらの対応だけでは情報セキュリティ対策を講じているとは言えないことが、その道の専門家ではない一般労働者でも分かるようになってきた。
また、「さらなる情報セキュリティ対策の重要性を上層部が理解できるとは思えない」、「中途半端に進言して、業務効率を著しく落とす情報セキュリティ対策を強いられても困る」、「今の勤務先に一生勤務するつもりもないし、情報セキュリティ対策を進言したところで昇進・昇給がない」などの理由で勤務先のしかるべき部門に進言されない深刻な実態も判明。
次に、「ファイルにパスワードがかかっている場合、忘れないようにパスワードをメモしておくか?」との項目では、60%以上の労働者がファイルにかけられたパスワードを忘れないように、メモ帳やパソコンの別のファイルにメモをしていることが分かった。
つまり、企業側が何らかの情報セキュリティ対策を実施していると言ったところで、そのうちの60%近くは「情報セキュリティ対策を講じていない」と言っても過言ではない状況化に置かれている危険性がある実態が浮き彫りになっている。
さらに、「情報漏洩の8割は社内から社外への流出が原因であることを知っていたか?」との質問には約20%が「はい」と回答。
これらの結果から、約20%の労働者は、情報漏洩原因の背景と勤務先の情報漏洩対策の現状を把握しており、その気になったら巧妙に勤務先の機密情報を競合他社に売り、なんらかの報酬を得る知恵をもっていても不思議ではないリスクがあることが推察できるという。
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