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2018年12月11日
ヒューマンリソシア、ハルビン工業大学などハルビン4大学と協業
ヒューマンリソシアは10日、中国黒竜江省の省都ハルビンにあるハルビン工業大学など4大学と覚書を締結したことを発表した。これにより、日本に関心を持つIT専攻の学生を対象とした採用セミナーを定期開催するなど、ITエンジニアとしての日本への就職を促進する。
同社は、国内で深刻化するITエンジニア不足を解消するため、海外の優秀なITエンジニアを国内企業に派遣する「GIT (Global IT Talent) サービス」を展開している。独自のリクルーティングチャネルで世界各国からITエンジニアを採用。グループ会社が持つ日本語教育ノウハウを活用して、技術力と日本語能力の双方を兼ね備えたITエンジニアを派遣している。
中国はAIやIoT、ビッグデータ活用などITの強化を国家レベルで進めており、特にハルビンは、産業開発特区を構え日系企業が多く進出するなど、ハイテク都市として注目されてきた。有名な理系大学も多く、海外企業や大学との経済や技術分野における交流も活発に行われている。中でもハルビン工業大学は、中国全土において理系大学トップ10に入る教育水準を誇っているといわれる。
今回の取り組みを通じて、同社は年間50名のITエンジニアの採用を目指すとともに、ITを専攻している学生に、日本でITエンジニアとして働く機会の提供に努めていく。また将来的には、日本文化の紹介や日本語を学べる場の設置などにも取り組んでいきたいとしている。
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