2016年4月11日
文科省「2020年代に向けた教育の情報化に関する懇談会」の中間取りまとめ公表
文部科学省は8日、「2020年代に向けた教育の情報化に関する懇談会」の中間取りまとめを公表した。
「2020年代に向けた教育の情報化に関する懇談会」は、教育の情報化に向けた施策の検討を行うために設置。データの効果的活用を通じて、個に応じた学習指導と学級・学校経営を支援する「スマートスクール」(仮称)構想に向けた方策、地域間格差の是正、地域・学校連携推進などについて議論を続けてきた。
今回の 発表された中間取りまとめでは、アクティブ・ラーニングの視点からの授業改善や、個に応じた学習の充実、プログラミング・情報活用能力の育成、エビデンスに基づいた学校・学級経営の推進。さらに教員が子どもと向き合う時間を確保するための環境整備が提言されている。
こうした教育の情報化を加速するために、教育委員会・学校、関係省庁の連携、首長部局や地域の様々な主体が一体となって取り組むことが重要であるとしている。さらに、産学官が連携した支援体制を構築する必要性にも触れている。
今後、「2020年代に向けた教育の情報化に関する懇談会」は、ワーキンググループを設置して具体的な検討を行い、7月末に最終取りまとめを行い、文部科学省として「教育の情報化加速化プラン」を策定する予定だという。
関連URL
最新ニュース
- 日光市、奥日光や世界遺産「日光の社寺」などの教育旅行向けメタバース空間を公開(2024年3月19日)
- 母子モ、母子手帳アプリ「母子モ」が高知県高知市で提供を開始(2024年3月19日)
- 日本漢字能力検定協会、全国の高校の5割以上が漢検を入試で評価(2024年3月19日)
- 「スキルアップの方法に関する実態調査」の結果を発表 =スキルアップ研究所調べ=(2024年3月19日)
- 小学6年生の1分間の入力文字数(中央値)83文字に =教育ネット調べ=(2024年3月19日)
- JAPET&CEC、「NEXT GIGA時代の教育データ活用」オンデマンド配信(2024年3月19日)
- 朝日小学生新聞×ドズル、全国の小学校5000校にインターネットマナーを学ぶ教材を無償配布(2024年3月19日)
- palan、AR作成ワークショップをN高・S高の体験学習プログラムで実施(2024年3月19日)
- 栗田工業、昭島市立多摩辺中学校で微生物燃料電池について学ぶ出前授業を実施(2024年3月19日)
- 小林製薬、兵庫・宍粟市の小学校で「正しいトイレ掃除⽅法」などの出前授業(2024年3月19日)