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2017年3月29日

受験生の半数以上が勉強にSNSを活用、最多はTwitter

代々木ゼミナールでは大学受験を予定している高校生を対象に、「受験生に関する実態調査」を行い、高校生の受験に対する意識や生活の実態とトレンドを調査。28日、その結果をまとめ発表した。

同調査は、アドバイザリーとして若者自らが若者を分析するマーケッター集団「ADKワカスタ」の協力のもと、2月28日~3月2日の期間、大学受験を予定している全国の15歳~18歳の高校生400人に対してインターネットでアンケートを行ったもの。

d25023-1-215649-17「勉強に活用しているSNSは何ですか」の質問には、57.0%が何かしらのSNSを活用していると回答。中でも、活用率が最も高かったのは「Twitter」(35.5%)で、3人に1人以上の受験生が活用していることがわかった。

勉強に何かしらのSNSを活用していると回答した228人にその目的を聞くと、「モチベーションを上げたい」(58.8%)、「記録に残したい」(32.0%)、「共有して安心したい」(28.9%)が上位に。

また、SNSの勉強専門アカウントについては、「自分も勉強専門アカウントを持って活用している」(5.5%)と回答したのはわずかだったものの、「勉強専門アカウントを持っていないが閲覧している」(17.8%)、「興味はあるがなにもしていない」(28.0%)と合わせて全体の半数以上が興味を持っていることがわかった。

今後の大学入試で、英語4技能(リーディング、ライティング、リスニング、スピーキング)のような形態の入試がより増えるであろうことを知っているかの質問には、56.8%が知っていると回答。

英語4技能に備えて「総合的に対策している」(10.8%)、「部分的に対策している」(12.5%)の合わせて23.3%、つまり4人に1人が何かしらの対策を始めていた。

d25023-1-642704-16さらに、「自身の英語力についてどう思いますか」の質問には、「あまり自信がない」(41.0%)、「苦手である」(32.0%)と、合わせて7割以上の受験生が苦手意識を持っていた。一方、「近い将来、海外に出て活動してみたいと思いますか」の問いには、約6割が留学や海外勤務など希望しており、将来における海外志向は高かった。

「大学入試センター試験の後継となる新テストでは、知識・技能の評価も行いつつ、思考力・判断力・表現力がより重視されることを知っていましたか」の質問には、約6割が知っていると回答。

そのうえで、「思考力・判断力・表現力」それぞれについて自信の有無を聞くと、「思考力」と「判断力」は半数以上が「自信がある」と回答したのに対し、「表現力」については約6割が「自信がない」と回答した。

「あなたが塾・予備校選びで重視することは何ですか」の質問には、「自分に合った講座」(37.3%)が最も多く、次いで僅差で「授業料」(34.3%)だった。多くの学生が授業料まで考慮して予備校を選んでいることが分かった。

また、「塾・予備校を選ぶ時に誰の意見を最も参考にしますか」の質問には、4人に1人が「友達」(25.5%)と回答。次いで「母親」(15.8%)、「高校の先生」(13.3%)だった。とりわけ家庭内では「父親」(6.0%)、「兄・姉」(3.3%)に大差をつけて母親の影響が大きかった。

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