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2014年11月6日

文教大学教育研究所/“個別”“グループ”“一斉”学習でのiPad活用法を示す模擬授業

文教大学教育研究所は、iPadを活用した公開模擬授業を越谷キャンパス8202教室で1日と2日の2日間、開催した。

一筆書きアプリを使った模擬授業

第21回となる「世界の教科書展」の催しのひとつとして開催したもので、小学生や大学院生を生徒役に3つの模擬授業を行った。

一筆書きに挑戦

「元素図鑑」のアプリを使った授業

初めの授業は、東京書籍のデジタル教科書「新しい算数 5下」に掲載されている「一筆がき」の問題を、iPadに入っている一筆書きアプリを使って解いてみようというもの。教師役は、東京学芸大こども未来研究所の村山大樹研究員が務めた。

生徒1人ひとりがiPadで“個別学習”に挑戦したのち、“グループ学習”として数人が考えを持ちより答えを作り上げていく。そのうえで電子黒板にそれぞれの答えを映し出して“一斉学習”を行った。

文教大学教育研究所の今田晃一所長は、iPadのこのような活用について、“個別”で集中して課題に取り組み、“グループ”では大きめのiPad でディスカッションを行い、“一斉”で共有化と焦点化を図るというようにそれぞれに狙いがあり、それらの効果を理解したうえでバランスを図ることが重要だと語った。

さらに、「元素図鑑」のアプリを使った授業や、電子書籍アプリiBooksを使った音楽の授業も行った。

また校内では、「インドの教科書特集」のほか、iPadによるデジタル教科書の展示を行うなど、同大学教育研究所の取り組みを内外に広く伝える催しとなった。

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