2015年8月6日
すららネット/インドでe-ラーニングによる学習向上調査、有効性示す結果に
すららネットは、クラウド型学習システム「すらら」の英語版を使い、インドの中間所得者層向けの私立学校であるAffordable Private Schoolを対象としたe-ラーニングによる学力向上の調査を実施し、その結果を発表した。調査期間は、7月6日から17日まで。
それによると、成績下位のクラスから抽出した「すらら」受講生と、非受講生のテスト結果の比較では、1校では「すらら」受講生が正答率で10.87%上回り、もう1校でも、非受講生の生徒を2.45%上回る結果となり、e-ラーニングによる学習の有効性を示すものとなった。
また、「すらら」受講生に対しアンケートを実施したところ、「『すらら』の理解しやすさ」ではA校97%、B校100%が「理解しやすい」(「とても理解しやすい」・「理解しやすい」の計)と回答。「『すらら』学習の楽しさ」では、A校・B校とも100%が「楽しい」(「とても楽しい」・「楽しい」)と回答した。
加えて、「『すらら』学習の継続意向」においては、A校96%、B校93%が「継続したい」(「ぜひ継続したい」・「継続したい」の計)と回答。「すらら」の学習について、非常に肯定的に捉えられていることが分かったという。
調査は、インドにある2校のAffordable Private SchoolのGrade7(中学1年生相当)の計56名の生徒を対象に、英語版のクラウド型学習システム「すらら」で放課後学習を実施し、受講生と非受講生のテスト結果を比較して、e-ラーニングによる学力向上の効果を測定するというもの。リコーの協力のもと、学校・関係会社とのネットワークを活用し連携して実施した。
関連URL
問い合わせ先
最新ニュース
- 「“AI in Education” 教育現場にも AI を」日本マイクロソフト「EDIX東京」出展情報(2024年4月24日)
- チエル、無線通信ソリューション「Tbridge」の「エッジキャッシュ機能搭載モデル」を夏にリリース(2024年4月24日)
- MetaMoJi、学習支援サービス「MetaMoJi ClassRoom 3」を10月に発売(2024年4月24日)
- 学習eポータル+AI型教材「キュビナ」、中学校の教科書準拠問題を来年度大幅拡充へ(2024年4月24日)
- 教育ソフトウェア、デジタル採点システム「採点ナビ」にMicrosoft Teams連携機能を搭載(2024年4月24日)
- モルフォAIソリューションズ、東京大学とAI-OCRを活用した研究開発を開始(2024年4月24日)
- 倉敷翠松高校、生成AIを活用して公式Webサイトをリニューアル(2024年4月24日)
- TUJ、コンピューターサイエンス学科が国内で全課程の履修を修了・卒業するプログラム開始(2024年4月24日)
- 翔泳社、大学生メンター達が作った新しい「情報Ⅰ」の単語帳【なるほどラボ】刊行(2024年4月24日)
- オープンハウス、Web3チャレンジスクール「ロブロックスでゲームをつくってみよう」を実施(2024年4月24日)