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2017年4月3日
立命館大とパナソニックがクロスアポイントメント制度を導入
パナソニックは3月31日、立命館大学と共同で、産学官連携の高度化を実現するため、機関を越えた人材交流を目的とするクロスアポイントメント制度を導入すると発表した。
クロスアポイントメント制度とは、他大学、公的研究機関、企業など他機関との組織間の取り決めに基づき、大学教員が大学内で従事する教育、研究、社会貢献などの業務のうち、研究に関する一部業務を他機関での研究活動にあて、大学と他機関の双方で研究活動を行う在籍出向型の制度。
4月1日から立命館大学情報理工学部の谷口忠大准教授が、大学に在籍したまま、パナソニックのビジネスイノベーション本部に客員総括主幹技師として勤務する。勤務形態としては、パナソニックへの従事比率を20%としている。
これにより、谷口氏がAI・ロボティクスの新技術に関する知識提供を行うとともに、同分野の新規事業の創出に向けた技術戦略の策定に協力する。また、立命館大学や学会関係者を中心としたコミュニティ作りへの支援や関連テーマの研究会活動を通じた人材育成にも取り組むとしている。
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