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2017年6月27日
タブレット演習教材「おさらい先生」厚木市の全小学校で導入
教室ICT実践会は26日、同会が普及推進するタブレット演習教材「おさらい先生」が、神奈川県・厚木市教育委員会が実施する放課後の学習支援「あつぎICT元気塾」に導入され、7月から本格的に授業が開始されることを発表した。
「おさらい先生」は、算数・数学の代数計算と、国語の文章読解を自立学習形式で学び、力をつけることができる紙感覚の手書き、無学年制のタブレット演習教材。
今回の導入では、学習事項が増え、授業についていけなくなる児童が増えると懸念される小学3年生に焦点を合わせ、無学年で自分のできないところまで戻って学習できる「おさらい先生」を活用して自学・自習ができる児童を育てることや、算数・国語の基礎学力を定着されることを狙いとしている。さらに、2学期以降は「元気塾」参加者以外の全児童にも利用の幅を広げ、全校でのICTの活用を予定している。
今回、厚木市に導入される「おさらい先生」は、ブラウザ上で動作するWeb版。これまでの導入事例はAndroid OS用のネイティブ版だったが、Web版の登場によりOSやデバイスの制約がなくなった。また、厚木市向けの特別仕様として、まだリリース前の「漢字 (読み)」を搭載しており、読解以前に必要な基礎学力である漢字の読みの克服に、子どもたちと一緒にチャレンジしていく。
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