2017年7月27日
女子中高生のスマホ事情、「夏休みは利用時間増える」が8割
GMOメディアが運営する、10代の女の子に関する研究機関「プリキャンティーンズラボ」は「女子中高生の夏休みのスマホ事情に関する調査」を実施し、26日にその結果を発表した。
調査は今月の16日~19日にインターネットを通じて行われ、1095名の有効回答を得た。内訳は中学生が6割を占め、スマホの所有率は約96%、利用しているスマホのOSはAndroid (48.5%) がiOS (43.3%) をわずかに上回った。
調査によると、夏休みになるとスマホを利用する時間が「増える」と回答した子どもが8割に達した。
「夏休みなど長期休みに利用時間が増えるサービス」を訊ねたところ、「コミュニケーションサービス」(63.8%) が最も多く、「SNS」「動画アプリ/サービス」と続いた。SNSサービス別の利用時間では、「Twitterを利用する時間が増える」(70%) の回答が圧倒的に多かった。
また「夏休み中の通信速度制限の経験」を訊ねたところ、「夏休み中にデータ通信量を使い切ったことはない」(43.8%) が半数近くを占めた一方、「普段は使い切らないが、夏休み中は使い切ってしまったことがある」という回答が約1割と、一定数いることが分かった。「普段もデータ量を使い切ることがあるし、夏休み中も使い切ってしまったことがある」も約2割に上った。
さらに「夏休み中のライブ配信サービスの利用」について訊いたところ、「これまでもライブ配信したことがあり、夏休みもしたいと思う」(13.2%) と「これまでに経験はないが、ライブ配信してみたい」(14.4%) を合わせて約3割に上り、今後もライブ配信する子どもが増えることが予想される。「利用してみたいライブ配信サービス」では、「ツイキャス」(42.6%)「Mixchannel」(41.9%)「LIVE LIVE」(41.2%) が拮抗する結果となった。
ネット利用が増える夏休み中、ネットトラブルの増加も懸念され、学校や保護者による普段以上のセキュリティ対策も求められるところである。
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