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2019年5月23日

世界中からPLAYを輸入する商社CAST JAPANが今年もEDIXT2019に出展

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世界中からPLAYを輸入する商社CAST JAPANは、今年もEDIXT2019に出展する。

同社は、学校での学習機会を総合的に捉え、PCを必要としないアンプラグド教材とPCやタブレットを使うプラグドSETAM教材を横断的に網羅する。スクリーン内でのコーディング体験だけでなく、コンピューターの働きや21世紀型スキルをボードゲームなどのアナログ教材を使って学ぶことを提案している。

またそれらの教材をクラスでの授業にどう落とし込むかについて教師向け指導マニュアルを出版する。『PLAY学習~Learning by Playing』という1〜6年生までのプログラムは、21世紀型スキルを育成して予測不可能な時代に全ての子どもたちが自分の未来をデザインする力をつけることを学習目標に据える。アンプラグドとプラグド教材を通してPLAY→LEARN→DESIGNの3ステップを習得していく。

具体的な教材を紹介しよう。

アメリカのThink Fun社からは、コンピューター・サイエンスの理解につながるボードゲームを展示する。

『HACKER』は、NASAのVRプログラマーが開発したコーディングゲームで、ハッカーの視点からコンピューターのセキュリティ対策を学ぶ。プログラミング→ハッキング→修正プログラミングという本格的な内容であるが、遊びながら学習できるのが特徴だ。

ボードゲームではじめるプログラミング学習

□ HACKERの紹介動画

初出展の『ロジブロック』は、英国4000校以上で採用されている電子ブロック型のプラグドSTEAM教材だ。基盤の役割をブロックで色分けし、それらの組合せで制御構造を作り、身近な問題解決につながるモノゴトを生み出すことができる。信号機からスーパー・コンピューターまで同じ仕組みで機能していることを学ぶ。対象年齢も5歳からと、まさにプログラミングおよびSTEAM学習の入り口に最適な教材だ。

□ ロジブロックの紹介動画

スウェーデンの『ストロービーズ』では、ストローと独自開発のジョイントによって生み出す構造物の理解から、機械工学や構造を学ぶことができる。アンプラグド教材としてストローを繋いで想像をカタチにすることに加えて、PCに接続することでコーディングやロボティクスを学ぶことも可能だ。未来のエンジニア育成STEAMキットである。

□ ストロービーズの紹介動画

ROBOTICAL社からは、ユニークなロボット型プログラミング教材『Marty』を紹介する。モーターやセンサーをスクラッチやPythonで制御したり、3Dプリンタでパーツ製造も可能だ。スクラッチでロボットにダンスやサッカーをさせられるなど、スクリーンの中で完結せずに実際のモノを動かすことで子ども達の関心と理解を深められる。Wi-Fiも同梱されているので、インフラを気にせずすぐにクラスに導入できるのも大きな特徴である。

□ Martyの紹介動画

このように、今回のEDIX2019では1つのブースでアンプラグドからプラグドまで、またスクラッチを用いたプログラミングからロボット・プログラミングまで、段階的な学習教材を揃える。

そしてこれらを授業に落とし込むための教師用マニュアルの存在も実にユニークだ。誰もが未来を創造していく時代に、CAST JAPANが提案するPLAY学習は教師や保護者におおいに役立つことだろう。

EDIX出展ブース

プログラミング・STEMゾーン-学びNEXT-「B4-5」

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