2019年11月18日
オンキヨー×NAIST、AIによる振動を利用した行動認識技術を開発
オンキヨーは15日、奈良先端科学技術大学院大学(NAIST)と産学共同研究で、振動(音)を利用した人の行動認識技術に関する論文発表を行ったと発表した。

同社は、NAISTユビキタスコンピューティングシステム研究室との共同研究で行った、人が歩行する際に発する床への微弱な振動のみで人の歩行方向を推定するという研究の成果について、11日~13日に開催されたDPS研究会主催「DPSワークショップ」で論文のポスター発表を実施した。
近年、見守りサービスや防犯への応用に向けて、人の行動を特定しようとする研究がさまざまな方法で行われているが、カメラを使用すると必要以上にプライバシー情報を得てしまうという問題があった。
そこで同社では音に関する技術を活用し、プライバシー侵害の少ない「人が歩行する際に発する床への微弱な振動」のみで人の歩行方向を推定する技術について共同で研究を行ってきた。
今後も、同社が培ってきたオーディオ技術を使い、微弱な振動に含まれる特徴的な信号を忠実に増幅することにより得られたデータを使用して、機械学習・分析を行うNAISTユビキタスコンピューティングシステム研究室と連携することで、これまでにない幅広いニーズに対応するための研究を進めていくという。
関連URL
最新ニュース
- MetaMoJi、リアルタイム学習支援サービス「MetaMoJi ClassRoom 3」に「メタモジドリル」を搭載(2025年12月12日)
- SDT、静岡県磐田市で生成AI活用した「子育て分野」チャットボットの実証実験開始(2025年12月12日)
- さつき、離島で遠隔授業 島根県教委員に電子黒板「ミライタッチ」を導入(2025年12月12日)
- ラインズ、神奈川県秦野市が全児童ホームで入退室管理システム「安心でんしょばと」導入(2025年12月12日)
- 1位は「高」、Z世代が選んだ「今年の漢字」&「2026年やりたいこと」ランキングを公開 =MERY調べ=(2025年12月12日)
- Z世代の漢字離れを検証、漢字の読みが難しい“難漢”大学ベスト10を発表 =嘉悦大学調べ=(2025年12月12日)
- 大学受験生への声掛け、53.5%の親が「ねぎらいや体調を気遣う言葉で」と回答 =塾選調べ=(2025年12月12日)
- 郁文館高校、中3生向け「都立自校作成型オープン入試」を2月14日に実施(2025年12月12日)
- バッファロー、札幌第一高校へのマルチギガネットワークの構築事例を公開(2025年12月12日)
- 富士フイルムシステムサービス、ICT活用に向け大阪教育大学と包括連携協定を締結(2025年12月12日)













