2020年5月25日
京都芸術大学と京都芸術劇場、演劇に励む高校生に「ワークショップ動画」を配信
京都芸術大学と京都芸術劇場・春秋座は、新型コロナウイルスにより全国の劇場で公演が中止となり、高校演劇でも練習・披露の場が制限されているのを受け、演劇に励む高校生向けに「おうちでワークショップ」を制作し、特設サイトで動画配信している。
この動画は、「からだとあたまをうごかす」と題した全5回のワークショップで、自宅でも実施できる教材。講師は京都芸術大学舞台芸術学科の平井愛子学科長で、身体表現や発声、状況や目的を設定した練習方法など、舞台表現の基礎が学べる。
春秋座では、高校演劇コンクール近畿大会で最優秀校と優秀校に選ばれた2校に本格的な舞台での上演機会を提供する「演じる高校生」を毎年開催。関連企画として、舞台芸術の基礎を同大教員が高校生に伝授するワークショップを実施している。
その経験を生かして、今回、自宅でできる「からだとあたまをうごかす」オンラインワークショップを動画配信することにした。
また、京都芸術劇場のウェブサイトでは、アーカイブ記事を公開する「開演を待ちながら」を新たに設け、劇場に来られないなか、自宅でも楽しめるようにした。
動画配信の概要
第1回:ストレッチ⇒身体表現
(詳細)
第2回:発声練習⇒台詞表現「ゆかりちゃんという名前でした」
(詳細)
第3回:「ドアの前でどうする?!」「ドアを開けてどうする?!」=誰、どこ、状況、目的を設定して部屋で演じる練習方法(近日公開)
第4回:コミュニケーション・エクササイズ「友達とZoomで練習する方法」(近日公開)
第5回:創作ワークショップ「絵画から劇を作ろう!」(近日公開)
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