2020年6月3日
立教大、オンライン面接の可能性と課題の調査報告書を発表
立教大学経営学部の中原淳研究室は、企業の採用活動におけるオンライン面接の可能性と課題について、学生と採用担当側両者への調査を実施し、5月31日に調査報告書を公開した。
新型コロナウイルス感染拡大を受けて企業の採用活動において急速に広まっているオンライン面接が、どのように実践され、どのような可能性と課題をもっているのかを定量的に調査した。
その結果、1次面接の95.6%はオンラインで行われていることが判明した。また、就職活動開始時期の早期化が進み、3年生の春学期から46%の学生が活動していた。
ITスキルが今後の就活・採用においては必須となると考えられる一方、オンライン面接のネガティブな側面として、「働くイメージ」や「従業員の様子」が伝わりにくいという点が挙げられた。また、オンライン環境での就活は孤独にならないことが重要と考えられる。
さらに、今後は対面面接とオンライン面接のブレンデッド型が重要になってくるであろうと予測される。
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