2020年9月28日
AI×アダプティブラーニング「すららドリル」、名古屋市立白鳥小学校が導入
すららネットは25日、同社のAI×アダプティブラーニング「すららドリル」が、名古屋市立白鳥小学校で9月から導入されたと発表した。
同小では、同市「学力向上サポート事業」補助金の採択を受けて「すららドリル」の導入を決定し、9月から活用を開始した。利用学年は3年~6年生で、主に算数に取り組む予定。
同小は以前から、習熟度別教育を実施しており、各学年とも4つの習熟度別コースに分けて学習を進めている。
「すららドリル」は、4つのコースのうち「こつこつコース」と「じっくりコース」の児童を対象に活用、異なる方法で学習に取り組む。
「こつこつコース」では、授業の前半で教諭が単元の内容を教えた後、授業の後半で「すららドリル」に取り組み、間違いやつまずきに応じた一人ひとりに個別最適化された学びで、習った単元の定着を図っていく。
一方「じっくりコース」では、前学年で習った単元の「学力診断テスト」を実施し、過去に習った単元のつまずきを判定。
テストで自動判定されたつまずきの単元を、「すららドリル」のドリルやレクチャーで丁寧に復習していくことで、学力の積み上げを図る。
「すらら」は、小学校から高校までの国語、算数/数学、英語、理科、社会5教科の学習を、教師役のアニメキャラクターと一緒に、一人ひとりの理解度に合わせて進められるアダプティブな eラーニング教材。
同小が導入した「すららドリル」は、アダプティブなドリルと自動作問・採点機能を有するテストからなり、「すらら」の姉妹版として主に公立小中学校向けに提供されている。
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