2021年7月16日
情報処理学会、ICT活用指導力を総論的に修得できる科目の新設等について文科相に意見提出
情報処理学会は14日、ICT活用指導力を総論的に修得できる科目の新設等について文部科学大臣に見書を提出したと発表した。
同意見書は、教育職員免許法施行規則及び免許状更新講習規則の一部を改正する省令案に対し、ICT活用指導力を総論的に修得できる科目の新設等について同学会の意見をまとめたもの。
意見書には、「各教科の指導法(情報機器及び教材の活用を含む)」を「各教科の指導法(情報通信技術の活用を含む)」とすることと、「教育の方法及び技術(情報機器及び教材の活用を含む)」を「教育の方法及び技術」及び「情報通信技術を活用した教育の理論及び方法」とすることについて賛成すると表明。また、情報機器の操作2単位又は数理・データサイエンス・AI2単位とすることについては、「プログラミング及び数理・データサイエンス・AI2単位とする」にすべきであると意見した。
大学や高等専門学校において2025年には、初級レベルの数理・データサイエンス・AIを習得することを鑑みると、小学校、中学校及び高等学校において、その準備教育が実施されるべきだと同学会は考える。その際、教員にはその基礎的素養が欠かせない。また、小学校、中学校及び高等学校において、プログラミング教育が必修化されたが、全科を担任する小学校だけでなく、教科担任制である中学校及び高等学校においても、総合的な学習/探究の時間における指導を考慮すると、「情報機器の操作2単位又は数理・データサイエンス・AI2単位とする」のではなく、「情報機器の操作2単位又は」を削除し、さらに「プログラミング及び」を追加することが適切であると考える。なお、同会では IPSJ MOOCなどのオンライン教材も無料公開し、プログラミング及び数理・データサイエンス・AI教育を各大学で推進するにあたり、同会としてもできる限りの支援をしたいと考えるとしている。
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