2021年9月8日
保育士・幼稚園教諭の96%が子どもからの感染リスクを「不安視」=みんな電力調べ=
みんな電力は7日、同社の空気環境対策事業「みんなエアー」が、全国の保育士・幼稚園教諭104人を対象に実施した、「保育園・幼稚園のコロナ対策の実態調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、「勤め先ではコロナ対策を実施しているか」との質問では、「入念にコロナ対策を実施している」が61.6%、「コロナ対策を実施している」が36.5%で、「あまりコロナ対策を実施していない」も1.9%あった。
また、「コロナ対策で実施しているもの」を聞いたところ、「手指消毒用アルコール設置」が91.2%、「教員・保育士のマスクの着用、手洗い徹底、出勤前の検温」が79.4%、「テーブル、ドアノブ、手すり、トイレなどのアルコール消毒」が78.4%だった。
そのほか、「園内換気の励行」73.5%、「空気改善機器による対策」63.7%、「ソーシャルディスタンスの確保」58.8%、「アクリルパーテーションの設置」52.0%などもあった。また、自由回答では、「マスクの着用や黙食」、「おもちゃの消毒」など70件の回答が寄せられた。
「空気改善機器による対策」をしていると回答した人に、「どの種類の空気改善機器を導入しているか」を聞いたところ、「フィルター系」が75.4%、「イオン系」が46.2%、「光触媒系」が24.6%、「噴霧系」が20.0%、「オゾン系」が16.9%、「UV系」が9.2%だった。
「勤務時間中の子どもからの感染リスクに不安を感じるか」を聞いたところ、「かなり不安」が49.1%、「やや不安」が47.1%と、96.2%が「不安視」していた。
「空気の見える化(空気質の数値化など)での安心できる空気環境に、現状改善を期待するか」を聞いたところ、「かなり期待する」が36.6%、「やや期待する」が51.9%で、「あまり期待しない」も11.5%あった。
「必要以上に過剰な換気をすると空調設備のエネルギー使用量も過剰になるが、適切な換気をし、省エネ対策も実施したいと思うか」との質問には、「非常に思う」が42.3%、「やや思う」が51.0%で、「あまり思わない」3.8%、「全く思わない」2.9%との回答もあった。
「幼稚園・保育園のコロナ対策に関する考え」を質問したところ(自由回答)、「行事に分散や人数制限は今後も取り入れてほしいと思う」、「子ども同士のディスタンスを保つのは難しく、どうしても密接してしまうので感染リスクは高く、子ども相手なので対策を徹底するのも難しい」など84の回答が寄せられた。
この調査は、全国の保育士・幼稚園教諭104人を対象に、8月19日〜23日にかけて、インターネットで実施した。
関連URL
最新ニュース
- Polimill、天理市で省庁・自治体向けサポートAI「QommonsAI」の導入サポート研修実施(2025年2月21日)
- コドモン、山形県長井市の児童センター5施設にICTサービス「CoDMON」導入(2025年2月21日)
- コドモン、長野県須坂市の公立保育所10施設にICTサービス「CoDMON」導入(2025年2月21日)
- ゲシピ、小学生の保護者限定セミナー「子どもの英語上達は体験が全て」開催(2025年2月21日)
- 小中学生ともに5教科で好きな教科は「社会」、苦手な教科は「算数・数学」=ニフティ調べ=(2025年2月21日)
- 教育格差があると考える人は約7割 =イー・ラーニング研究所調べ=(2025年2月21日)
- 身近に通信制高校に通う人がいる10代は半数以上 =クリスク調べ=(2025年2月21日)
- 総合型選抜で一般入試を上回る成果を実感した学生が7割以上 =ブルーアカデミー調べ=(2025年2月21日)
- 8割の学生が「キャリアは自身で選択したい」と回答 =学情調べ=(2025年2月21日)
- 芝浦工業大学主催「高校化学グランドコンテスト」派遣チームが国際大会で第1位、第3位に入賞(2025年2月21日)