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2021年11月9日
早稲田システム開発、ミュージアム展示ガイドアプリ「ポケット学芸員」が東京家政大学博物館に導入
早稲田システム開発は4日、同社のミュージアム向け無料ガイドアプリ「ポケット学芸員」が、東京家政大学博物館に導入されたと発表した。
同大学創立140周年記念特別企画展「裁縫雛形と自主自律の教え」(学内限定公開)開催に伴う導入で、常設展での活用も視野に入れているという。
特別企画展「裁縫雛形と自主自律の教え」の主な展示資料で、同館の4大コレクションのひとつでもある「裁縫雛形」について解説。「裁縫雛形」は明治から昭和にかけて裁縫の授業のなかで製作された衣服や生活用品等のミニチュアで、約5000点を収蔵。うち2290点が重要有形民俗文化財。
同博物館は、生活文化に関する資料を中心に収集・展示。主な所蔵品は、重要有形民俗文化財指定の「渡辺学園裁縫雛形コレクション」、グァテマラや台湾先住民族の衣装、インドネシアの伝統芸能であるワヤンの人形等。学園の歴史や所蔵品を紹介する常設展のほか、年2回企画展を開催している。
「ポケット学芸員」は、スマートフォンを利用して展示解説を閲覧・視聴できるガイドアプリ。ひとつのアプリを複数のミュージアムで使え、スマートフォンにインストールしておけば、全国のサービス実施館で展示ガイドを利用することができる。
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