2022年2月28日
キャリアパワー、生涯学習やリカレント教育への認知度「学び」のアンケート
キャリアパワーは24日、同社登録スタッフおよび一般の人(無作為)を対象に、学びに関するアンケートを2022年1月にWeb形式で実施、生涯学習やリカレント教育への認知度や、学びの傾向、目的、新型コロナ禍での学びの状況などをまとめ発表した。
生涯学習についての認知は高い反面、リカレント教育についての認知は28%と高くない。一方で、66%の人がこの1年の間に何かを学んでおり、学びに対する意識の高さが伺える。学校へ行って学び直すというようなことにはハードルが高くても、仕事や趣味に関することを日常的に学んでいる様子が伺える。
学習のきっかけは「自分の知識が浅いことを感じた時」が全体の4割弱を占めトップ。目的は「現在の仕事や転職に役立てるため」「家庭や日常生活に役立てるため」が併せて過半数を占め、必要に迫られることが最大の動機となっていることが伺える。ただ、「その学習分野が好きだから」が3番目に多いことと、「その他」回答の中にも、純粋に学びたい、学ぶことが好きである、といった回答が多く寄せられ、学びそのものを楽しんでいる層が一定数存在することが読み取れる。
これから先1年の間に学びたいことについて聞いたところ、実際にこの1年の間に学んだことと比較すると、これから先の1年はより仕事に必要な知識や語学に関する知識を身に着けたいと考える人が多い。学ぶ頻度は週1~2回が最多で約半数を占めるが、ほぼ毎日学ぶ人も15%おり、学びに対する意欲の高さを確認することができた。
学ぶにあたっての最大の課題は時間と費用という結果となった。月額費用は1万円未満が65%を占めているが、「その他」回答の中には、無料のオンライン講座やアプリを利用しているといった内容が一定数寄せられ、無料講座を上手に利用しているケースも多いことが分かった。
新型コロナウイルス感染拡大下での学びについて、約40%が「特に影響はなかった」と回答した。ただ、自由回答欄では、在宅オンラインでの学びを肯定的に捉える人と、外出が減ったことにより学ぶ機会を失ったと捉える人とに二分されており、プラス・マイナス面で様々な影響が見てとれる。
関連URL
最新ニュース
- GLOE、高校生対象「埼玉eスポーツキャンプ2025」を企画・運営(2025年3月7日)
- 小中学生「将来就きたい職業」は男子1位「野球選手」、女子1位「パティシエ」=アデコ調べ=(2025年3月7日)
- 通信制高校、10代は6割が「良いイメージ」も、親世代は過半数が「良くないイメージ」=プレマシード調べ=(2025年3月7日)
- 総合型選抜の面接、受験生が苦戦したテーマは「自己PRの内容の深堀り」=じゅけラボ予備校調べ=(2025年3月7日)
- 教育関係者の2人に1人が「GIGAスクール端末の適正な処分方法を把握していない」と回答 =児童生徒のデータプライバシー協会調べ=(2025年3月7日)
- 週4日以上習い事をしている小中学生は36.8%、7割が「やめたくなったことがある」と回答 =ニフティ調べ=(2025年3月7日)
- Webデザインスクールの受講生68.3%の受講生が学習中に挫折しかけた =「CloudInt」調べ=(2025年3月7日)
- 近畿大学とNTT西日本、マイナンバーカードを活用して大学DXを推進(2025年3月7日)
- 星槎大学、教職課程登録学生対象に「教員採用試験対策講座」をオンラインで実施(2025年3月7日)
- TechBowl、Webアプリ開発の楽しさを伝える学習コンテンツ「Ruby Railway入門編」の提供を開始(2025年3月7日)