2022年3月11日
サマデイの世界標準入試システム「TAO」、立命館大が総合型選抜などで導入
サマデイは10日、同社の世界標準モデルの入試システム「TAO(The Admissions Office)」を、立命館大学が導入し、2022年度から総合型選抜、帰国生・留学生・英語基準入学試験などで利⽤を開始すると発表した。
TAOは、⽇英両⾔語に対応し、志願者がひとつのフォームで複数の⼤学に出願できるグローバル対応の⼊試システム。
「フォーム作成機能」で大学の管理者が自ら出願フォームを設定でき、変化に対しても時間・コストをかけることなく柔軟に対応できるというメリットがある。
同大では、国内学生の約半数が近畿圏外から、また留学生は70を超える国・地域から集まっており、多様なバックグラウンドを持つ受験生にとってアクセスしやすい入試を実現するために、今回、TAOの導入を決めた。
現在、日本の大学は、大学・学部ごとに入試の流れが異なり、Web出願といっても書面郵送が必要だったりと、国内の志願者だけでなく、「オンラインアプリ」が主流の海外の志願者にとって複雑なものになっている。
世界標準のオンラインアプリ「TAO」は、日本語・英語で利用でき、グローバル対応のシステムでありながら、独自フォーム作成機能やCSVインポート/エクスポート機能など日本の大学の実情に即した運用ができる。
国内学生のAO入試や多面的・総合的評価型入試、海外学生の募集にも役立てることができる。今後は、他の大学とも連携してフォームの共通化を進め、アジアの大学のための入試コンソーシアムを形成していく方針。
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