2022年6月2日
麻布大学、自宅から楽しめる「バーチャルいのちの博物館」を開設
麻布大学は5月31日、自宅から楽しめる「バーチャルいのちの博物館」を開設したと発表した。
同博物館は、博物館の展示標本をご自宅などの好きな場所から好きな時に鑑賞できるよう、最新のVR技術の採用により展示室の様子や動物の標本を高画質の3DビューとVR映像で公開している。VR映像としての鑑賞には専用ゴーグル(Oculus Quest2推奨)が必要だが、3Dビュー映像はPCやスマートフォンで楽しむことができる。
この約2年間、新型コロナウイルスの感染拡大による感染予防対策のための入場制限や、外出自粛の拡大により、博物館を訪れる機会が減少していた。そのため同大学では自宅に居ながら、安心・安全に展示標本を鑑賞しているように楽しめるバーチャル展示を始めた。
同博物館は2015年9月に開館し、これまで延べ約3万3千人の方が来場している。アジアゾウやキリン、ヘビなどの全身骨格を中心に、約500点もの動物標本を展示。骨格標本はレプリカではなく全て本物の骨による展示が特長となっている。本物の標本による迫力のある展示により、肌で感じ、いのちの大切さを学んで、楽しむことができる。
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