- トップ
- 企業・教材・サービス
- IBS、早期英語教育で育った子どもが日本語と英語を「ごちゃ混ぜ」に話すのは心配不要?
2022年7月26日
IBS、早期英語教育で育った子どもが日本語と英語を「ごちゃ混ぜ」に話すのは心配不要?
ワールド・ファミリー バイリンガルサイエンス研究所(IBS)は22日、バイリンガル児が1つの発話や文章の中で2つの言語を混ぜて使用すること(コードスイッチング/CS)を言語発達の問題として危惧するべきか否かを検討するため、関連の先行研究を調査し、論文を発表したことを明かした。
それによると、「バイリンガルの子どもは、言語障害の有無にかかわらず同様のCSを行うため、CSそのものが言語障害の兆候である可能性は低い。また、かなり入念な検査をしなければ、CSの特徴を言語発達の問題と結びつけることはできない」としている。
また、「バイリンガルの言語知識の仕組みは、モノリンガルとは異なる。2つの言語を切り替える行動は、高度な認知能力に支えられている。よって、バイリンガルの子どもが2言語を混ぜたとしても、大抵の場合、言語発達の問題として心配する必要はない。バイリンガル児の言語発達を適切に評価するためには、家庭や教育機関などにおける理解を促進すると同時に、日本の社会文化に即した研究を進めることが重要である」という。
IBS 佐藤有里氏による「バイリンガル児のコードスイッチングは危惧されるべきか? – 言語病理学・神経言語学的研究に基づく考察 -」は詳細ページから閲覧できる。
「バイリンガル児のコードスイッチングは危惧されるべきか?」の詳細
関連URL
最新ニュース
- オンライン鉄人予備校「テツヨビ」、新プラン「高等部まるっとプラン」を提供開始 高校生の塾離れを防ぐ(2025年4月11日)
- コドモン、宮城県多賀城市の児童クラブ6施設にICTサービス「CoDMON」導入(2025年4月11日)
- 学研、TOASUが5月から生成AIの5講座の日程を追加して提供(2025年4月11日)
- 26年卒 8割の学生が「ポータブルスキル」の習得を重視 =学情調べ=(2025年4月11日)
- エデュテクノロジー、三重県立昴学園高校の「DXハイスクール事業」をサポート(2025年4月11日)
- D1-Lab、メタバース開発エンジン「Brave Engine」が松商学園高校の通信制課程で採用(2025年4月11日)
- ISI日本語学校、AI学習プラットフォーム「Monoxer」を導入(2025年4月11日)
- エクシード、マイクラMOD開発が“遊び感覚”で学べる小学生向け教材を開発(2025年4月11日)
- アイディアヒューマンサポートサービス、特別セミナー「中高生の親がやるべき5つのこと」21日開催(2025年4月11日)
- 河合塾、教育関係者を対象とする「第11回KEI大学経営セミナー」24日開催(2025年4月11日)