- トップ
- 企業・教材・サービス
- IBS、早期英語教育で育った子どもが日本語と英語を「ごちゃ混ぜ」に話すのは心配不要?
2022年7月26日
IBS、早期英語教育で育った子どもが日本語と英語を「ごちゃ混ぜ」に話すのは心配不要?
ワールド・ファミリー バイリンガルサイエンス研究所(IBS)は22日、バイリンガル児が1つの発話や文章の中で2つの言語を混ぜて使用すること(コードスイッチング/CS)を言語発達の問題として危惧するべきか否かを検討するため、関連の先行研究を調査し、論文を発表したことを明かした。
それによると、「バイリンガルの子どもは、言語障害の有無にかかわらず同様のCSを行うため、CSそのものが言語障害の兆候である可能性は低い。また、かなり入念な検査をしなければ、CSの特徴を言語発達の問題と結びつけることはできない」としている。
また、「バイリンガルの言語知識の仕組みは、モノリンガルとは異なる。2つの言語を切り替える行動は、高度な認知能力に支えられている。よって、バイリンガルの子どもが2言語を混ぜたとしても、大抵の場合、言語発達の問題として心配する必要はない。バイリンガル児の言語発達を適切に評価するためには、家庭や教育機関などにおける理解を促進すると同時に、日本の社会文化に即した研究を進めることが重要である」という。
IBS 佐藤有里氏による「バイリンガル児のコードスイッチングは危惧されるべきか? – 言語病理学・神経言語学的研究に基づく考察 -」は詳細ページから閲覧できる。
「バイリンガル児のコードスイッチングは危惧されるべきか?」の詳細
関連URL
最新ニュース
- 出雲市社協、ひきこもり・不登校の子どもと保護者を支える第3の居場所「サードプレイスMAP」を公開(2025年2月12日)
- 高騰する大学進学費用、受験生の親の9割以上が「家計の見直し」を実施 =武田塾調べ=(2025年2月12日)
- 相模原市、「ロボット大集合!inアリオ橋本2025 with ROBO-ONE」15日・16日に開催(2025年2月12日)
- ソフトバンクロボティクスと大修館書店、「データサイエンスと探究、そしてDXハイスクールでの探究」24日開催(2025年2月12日)
- 朝日出版社、「CNNのニュースを使ったデジタル活用とリスニング指導の実践と理論について」3月開催(2025年2月12日)
- DMM.com、「オンライン英語学習で中高の英語授業が進化する!」3月31日開催(2025年2月12日)
- IssueHunt、サイバーセキュリティカンファレンス「P3NFEST」の登壇者とハンズオン講師を発表(2025年2月12日)
- JTB、中高生が観光や地域活性化をテーマとした探究成果のコンテスト「未来探究祭」Final STAGEを23日開催(2025年2月12日)
- ELSI大学サミット「AIを中心とした倫理的、法律的、社会的課題の取り組みを産学官が発表」3月開催(2025年2月12日)
- 聖学院高校、生徒・保護者・教職員・協力企業など対象に学習成果発表会を22日開催(2025年2月12日)