2023年1月23日
今春入学の小学生、ランドセルは「6万円台」が最多=こどもりびんぐ調べ=
こどもりびんぐは20日、同社が発行する幼稚園・保育園児の保護者向け情報誌「あんふぁん」と「ぎゅって」が、2023年度に小学校に入学予定の子どもを持つ親412人を対象に実施した、「ランドセル購入に関するアンケート調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、同調査を実施した2022年12月時点ですでにランドセルを購入した349人のうち、ランドセルの資料請求をした人は57.0%で、資料請求時期は2021年12月以前(年中/4歳児クラス時)〜2022年3月(年中/4歳児クラス)までに請求した親が53.4%に上った。
調査時にすでにランドセルを購入(予約)した親は84.7%。購入時期は2022年5月が最多で、次いで2022年4月、8月と続いた。多くの親が「満足がいくランドセルが選べた」と答えた一方で、「子どもが選んだものが親としては不満」「子どもが満足するものを選べたか分からない」という声も寄せられた。
また、実際に購入したランドセルの価格帯は、「6万円台」27.1%が最多で、以下、「5万円台」19.9%、「7万円台」16.1%、「8万円台」10.1%などと続き、「10万円以上」も2.6%いた。
主な出資者は、「両親」35.7%、「父親側の祖父母」32.9%、「母親側の祖父母」27.4%がほぼ並んだ。
入学予定の小学校がランドセル指定かを聞いたところ、「ランドセル指定ではない」との回答が48.3%に上った。
「革ではなく、ナイロンやポリエステルでできた通学用バッグがあることを知っているか?」との質問には、73.0%が「知っている」と回答。また、「子どもに(通学用バッグではなく)ランドセルを使ってほしいと思うか?」と聞いたところ、72.3%が「はい」と答えた。
「ランドセルを使ってほしい」理由については、「日本の文化の1つだと思うから」「小学生のシンボルだから」「6年間使うものなので、長持ちしてほしいから」という声が集まった一方で、「いいえ」と答えた親からは、「通学バッグの方が軽く、体に負担がかからなそうだから」などの意見が挙げられた。
この調査は、「あんふぁんWeb」と「ぎゅってWeb」の会員で、4月に小学1年生になる子どもがいる全国の親を対象に、2022年12月にWebアンケートの形で実施した。有効回答数は412人(29歳以下0.7%、30〜34歳16.5%、35〜39歳43.2%、40〜44歳28.4%、45歳以上11.1%)。
関連URL
最新ニュース
- iTeachers TV Vol.442 桐光学園 中・高 樋田健嗣 先生(後編)を公開(2025年2月12日)
- 出雲市社協、ひきこもり・不登校の子どもと保護者を支える第3の居場所「サードプレイスMAP」を公開(2025年2月12日)
- 高騰する大学進学費用、受験生の親の9割以上が「家計の見直し」を実施 =武田塾調べ=(2025年2月12日)
- 相模原市、「ロボット大集合!inアリオ橋本2025 with ROBO-ONE」15日・16日に開催(2025年2月12日)
- ソフトバンクロボティクスと大修館書店、「データサイエンスと探究、そしてDXハイスクールでの探究」24日開催(2025年2月12日)
- 朝日出版社、「CNNのニュースを使ったデジタル活用とリスニング指導の実践と理論について」3月開催(2025年2月12日)
- DMM.com、「オンライン英語学習で中高の英語授業が進化する!」3月31日開催(2025年2月12日)
- IssueHunt、サイバーセキュリティカンファレンス「P3NFEST」の登壇者とハンズオン講師を発表(2025年2月12日)
- JTB、中高生が観光や地域活性化をテーマとした探究成果のコンテスト「未来探究祭」Final STAGEを23日開催(2025年2月12日)
- ELSI大学サミット「AIを中心とした倫理的、法律的、社会的課題の取り組みを産学官が発表」3月開催(2025年2月12日)