1. トップ
  2. STEM・プログラミング
  3. ヌーラボ、「Backlog」を提供しロボット製作におけるプロジェクト管理を支援

2023年3月10日

ヌーラボ、「Backlog」を提供しロボット製作におけるプロジェクト管理を支援

ヌーラボは8日、ロボットコンテストに出場している中高生主体のロボコンチームであるサクラテンペスタにプロジェクト管理・タスク管理ツール「Backlog」を提供し、ロボット製作におけるプロジェクト管理を支援していることを発表した。

Backlogを導入した成果について、世界大会に向けたロボット製作をし、プログラミングの指導を行うメンターを務める廣瀬さん(大学3年生)、総務管理部門リーダーの宗石さん(高校2年生)によると、ロボット製作に関連する業務の幅は広く、チーム運営に必要な資金集めやスポンサー探し、広報活動など多岐にわたる領域を全て学生で運営しているという。

役割ごとに分かれて活動を行う中で、 チャットツールだけでのコミュニケーションに限界を感じ、Backlogの提供を受けることになった。Backlogを導入する前は、チーム内に ”タスク管理”の概念が浸透していなかった。また、リーダーと作業担当者が個別にタスクに関するやり取りを行っていたので、 誰がどのタスクを抱えているのか、そもそも全体でどのようなタスクがあるのかがまったくわからない状況だったという。

Backlogを活用し始めてからは、ハードウェアの設計・ソフトウェアのプログラミング・新メンバーの採用・総務管理部門・広報企画部門など、それぞれのプロジェクトを作成し、発生するタスクを課題として起票するようになった。どのようなタスクが発生しているのか、それを誰が担当しているのかが見えるようになったため、タスク量の偏りを防ぐことにもつながっているという。

導入直後は、チャットツール上でタスクを振ってしまう癖が抜けず、Backlogの運用を浸透させるのに苦労した時期もあったが、今はBacklogがどういうものなのか、ログインやタスク追加の方法について記載した マニュアルを用いてオンボーディングを行っている ためスムーズになったと感じているという。細かい機能については、ヘルプセンターにわかりやすく記載されているので、参照してもらっている。

Backlogの活用を通じて、学生のうちにタスク管理という概念を学べたことは本当に良かったという。タスクに関するやり取りを口頭だけで行うのではなく、まずはきちんと書き留めておくことの大切さを痛感。チーム全員がその進捗を見られるようにすることで、学校が離れていて集まれる機会が少なくてもチームとして動けているという。

活用事例記事

関連URL

「Backlog」

ヌーラボ

自律的な学習者への第一歩に 自己効力感の向上 活用事例多数紹介 すらら 活用事例のご紹介
ユーバー株式会社

アーカイブ

  • ICT要員派遣はおまかせ! ICTまるごとサポート 詳細はこちら
  • 事例紹介作って掲載します。 ICT教育ニュースの楽々 事例作成サービス