2023年4月4日
早稲田大学、XR技術を活用した学習教材の実証研究を本格始動
早稲田大学人間科学学術院は3月31日、イオンリテール、情報通信研究機構(NICT)と連携し、環境保全活動に対する意識向上などのために、XR技術を活用した学習教材の実証研究を本格的に開始することを発表した。
実証研究では、活動を推進するすべての当事者の意識を高めるための教材開発を構想。実際の映像をもとにする仮想空間内で共同体験を実現するXR体験共有プラットフォーム(通称「みなっぱ」)を活用し、環境保全活動を臨場感をもって学べる学習教材を開発することを検討している。
有効性などを実証するため、同学術院森田研究室とイオンリテール、情報通信研究機構(NICT)が連携し、実証研究を進める。
イオンが進めている環境保全活動を題材とし、「みなっぱ」を活用した学習教材を開発し、仮想空間における共同学習の効果を明らかにする。また、社会見学を想定した第三人称視点映像に加え、資源からの見え方に着目した第一人称視点の映像なども制作し、相互評価することで学習者の主体的かつ情動的な学びの効果について明らかにする。さらに、外部機関などとの連携を通じて学習教材を普及し、環境保全活動に対する意識向上を図るという。
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