2023年5月9日
DX推進に必要なのは管理職や中堅層のITスキル教育 =リンクアカデミー調べ=
リンクアカデミーは、企業のリスキリング施策導入者層および対象者層を対象に「リスキリング対象者層のITスキル教育」に関する調査を実施し、8日にその結果を公表した。
2022年2月末に1015名を対象に行われた調査と今年3月末に1054名を対象に行われた調査を比較した。どちらの調査でも、リスキリング施策導入者層と対象者層は半々のほぼ500名ずつとなっている。

それによると、リスキリング施策導入者で「すでに取り組んでいる」と回答した人の割合は、昨年度調査の15.9%から52.9%に増加した。また、リスキリング対象者で「何も取り組めていない」と回答した割合は92.7%から13.1%と激減した。

リスキリング対象者が企業側に求めているのは「ITスキルに関する研修の提供」で、その割合も34.8%から52.0%へ増加した。また、昨年度と比較すると、基本スキルから中程度~高度なスキルまで幅広く求める傾向が見られた。

リスキリング施策導入者層の課題を訊ねたところ、3~4社に1社の割合で「コア人材が不足している」ことが明らかになった。また「レガシーシステム(古いシステム)が残ってしまった」という回答の割合が17.4%から34.0%に増加した。

リスキリング施策導入者層の期待を調べたところ、コア人材については中途採用を検討しても、既存従業員のITスキル育成には研修の提供を増やしたいと考える傾向が見られた。

また、既存従業員に対しては、基本的なスキルから中程度のスキルまで、幅広くスキルを高めてほしいと考える傾向があった。

最後にDX推進を阻む人的要因・課題を訊ねたところ、DX推進のために必要なのは若手の育成よりも「管理職や中堅層」のIT研修という声が多く寄せられた。
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