2023年6月15日
子育てママの8割以上が「子どもにはお金を惜しまない」=ハー・ストーリィ調べ=
ハー・ストーリィが運営する女性トレンド総研は、3~12歳(幼児・小学生)の子どもを持つ女性440人を対象に実施した、「子どもに関する消費意欲の本音調査」の結果をまとめ、「HERSTORY REVIEW」7月号(6月10日発刊)で公開した。
それによると、「子どもにとっていいことや物には、お金を惜しまないか」と聞いたところ、22.1%が「とても当てはまる」、62.9%が「やや当てはまる」と回答。「とても当てはまる」「やや当てはまる」の合計が8割超になった。
いいことや物にはお金を惜しまない 、ということは、子どもに対して付加価値のある物やサービスが選択されると考えられる。反対に、「自分にとっていいことや物にお金を惜しまない」割合は4割ほどで、半分以下だった。
「子どもに関するものの、1カ月のおおよその購入金額」を聞いたところ、「1000円~3000円未満」が21.0%、「3000円~5000円未満」が22.8%、「7000円~1万円未満」が15.8%だった。
また、子どもに対し「月に1万円以上使用している」のは23.3%で、「子どもにとっていいことや物に、お金を惜しまない」の回答ごとにみると、「とても当てはまる」と回答した親が1万円以上使用している割合が36.5%と10%ほど多くなっている。
「子どもが利用している塾や習い事は誰の希望で始めたのか」を尋ねたところ、「子ども」が58.2%、「自分(妻)」が31.6%、「パートナー(夫)」が7.6%だった。子ども発信で塾や習い事を始めているケースが6割近くと最も多く、子どもが希望して、良い経験になることが分かっていれば、保護者は出費を惜しまないようだ。
「過去半年以内で、子どもが自主的に希望をし、購入もしくは利用につながったもの」を聞いたところ、「食品」90.2%、「休みの日のお出かけ」82.4%、「外食先」79.0%、「衣料品」76.0%、「おもちゃ」76.0%、「本・絵本」70.1%、「学校で使用する文房具」60.5%が挙げられた。
「休みの日のお出かけ」「食品」「外食先」「衣料品」は購入の主導権は主に母親が握っているものの、子どもの希望が反映されやすい物・サービスで、マーケティングに際しては、子どもへのPRが欠かせない。特に、お出かけ、外食、おもちゃ、衣料品は5000円以上使っている割合が2割以上と一定数見受けられ、「見逃せない市場」。
また、「子ども自身が欲しいと思うきっかけになっているもの」を尋ねたところ、「店頭で見かけて」が53.8%、「TV」が51.7%、「周りの友人が持っていて」が50.8%だった。このほか、YouTubeがきっかけになっている割合も40.5%いた。
この調査は、3~12歳(幼児・小学生)の子どもを持つ全国の女性を対象に、5月10日〜14日にかけてインターネットで実施した。有効回答数は440人。
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