2023年8月21日
入社研修、20代社会人の9割が「研修の有無や充実度を意識する」と回答=学情調べ=
学情は18日、20代の社会人363人を対象に実施した、「入社研修に関するアンケート調査」の結果をまとめ発表した。

それによると、「入社研修の有無や充実度は意識するか」と聞いたところ、56.2%が「意識する」と回答。「どちらかと言えば意識する」33.1%を合わせると、実に9割に迫る20代社会人が「入社研修の有無や充実度」を意識していることが分かった。「意識しない」は2.5%。
20代社会人からは、「研修を通じて、スキルを習得したい」「基本的なことを押さえて仕事をしたい」「自己学習と研修の両軸で、スキルや知識を習得していきたい」といった声が寄せられた。

「入社研修が充実していると志望度が上がるか」を尋ねたところ、50.7%が「志望度が上がる」と回答。「どちらかと言えば志望度が上がる」35.8%を合わせると、8割以上が「入社研修が充実している企業は志望度が上がる」としている。
その理由については、「必要なスキルや知識を得た上で仕事をする方が、生産性高く働けると思う」「体系的な研修がある方が安心できる」「研修が充実している企業の方が、社員を大切にしていると思う」「研修が充実している企業の方が成長できると思う」などだった。

また、「入社時に研修で学びたいこと」を聞いたところ、最も多かったのは「業務で必要になるスキル」84.1%で、以下、「仕事の進め方」82.5%、「コミュニケーションツールなど社内システムの利用方法」65.9%、「会社の規程・ルール」51.3%などが続いた。
この調査は、転職サイト「Re就活」来訪者の20代社会人を対象に、7月25日~8月2日にかけて、インターネットで実施した。有効回答数は363人。
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