2024年6月12日
APU、「AI搭載英語学習システム」を学校推薦型選抜の出願資格として導入
立命館アジア太平洋大学(APU)は、2025年度学校推薦型選抜で、MagniLearn(マグニラーン)社のAIを活用した英語学習システム「GET Test & Learning System」を、日本の大学で初めて取り入れる。
同大では、専門科目の95%以上を日英2言語で開講し、学生の約50%を占める国際学生とのコミュニケーションなど、日本人学生も日常的に英語を使用しており、今回、新たな取り組みとして、学校推薦型選抜の出願資格の1つとして同システムを通じて英語学習を行う「GRAB Program」を導入する。
同システムは、AICエデュケーションが日本代理店を務め、同社が展開する学習塾「鷗州塾」を中心に導入されており、英語成績の向上や実用英語技能検定(英検)合格などの高い学習効果が得られている。
学校推薦型選抜は、出身学校長の推薦を受け、同大を専願(合格した場合に入学を確約)する者が対象で、同選抜方式の志願者が同プログラムでの英語学習を通じて、入学後の学修や課外活動に主体的に取り組むことを期待している。
また、APUでは今年3月、全国の高校約2000校(回答数:44都道府県345人)を対象に、学校推薦型選抜に関するアンケート調査を実施。同調査に協力した高校・中等教育学校の教員を対象に、6月12・14日に、アンケ―ト結果報告会をオンラインで実施する。
プログラムの概要
名称:入試接続型学習プログラム「Get Ready for APU English Boost Program」
実施期間:2024年10月~2025年2月(出願前に申込みおよび学習を開始)
対象:学校推薦型選抜(指定校)志願者
対象学部:アジア太平洋学部、国際経営学部、サステイナビリティ観光学部
主な内容:申込後、英語力判定テストで受講者の4技能をAIが判定。受講者のレベルに合わせてAIが問題の難易度を調整し、パーソナライズされたカリキュラムを提供することで、弱点を克服していく
アンケ―ト結果報告会の概要
開催日時:
・「1回目」6月12日(水)18:00~19:00
・「2回目」6月14日(金)16:30~17:30
〈1回目と2回目は同じ内容〉
開催方法:オンライン(Zoomウェビナー形式)
関連URL
最新ニュース
- 豊中市、小学校提出書類をデジタル化、教育DXで保護者の負担軽減と事務効率化へ(2025年12月22日)
- 東京都文京区、闇バイトを擬似体験するゲーム「レイの失踪」で区民向け情報リテラシー教育(2025年12月22日)
- 教員の学ぶ機会と生活の保障に関する教職員アンケート結果を公開 =School Voice Project調べ=(2025年12月22日)
- 中高生の学習スタイル、約6割が「オンラインでつながる仲間の存在が受験勉強の支えになる」 =ベネッセコーポレーション調べ=(2025年12月22日)
- 家庭学習で「デジタルデバイス上への手書き」を行う中高生は約3割 =コクヨ調べ=(2025年12月22日)
- 大学受験期のクリスマス、6割以上が「特別なことは何もしなかった」 =Studyplusトレンド研究所調べ=(2025年12月22日)
- 子どものスマホ利用 約半数の家庭が「ルールを決めていない」=LINEヤフー調べ=(2025年12月22日)
- 受験期に親が抱えるプレッシャー、子どもの成績より体調管理や金銭面の不安が上回る =明光義塾調べ=(2025年12月22日)
- Biz Hits、文系出身者に聞いた「文系におすすめの職業」ランキング(2025年12月22日)
- 英語を使う業務歴3年以上のビジネスパーソンの英語学習方法は「AI英語学習アプリ」=アイキューブ調べ=(2025年12月22日)











