2024年9月2日
4割以上の保育士が「雷や豪雨を怖がる子どもが増えた」と実感=明日香調べ=
明日香は8月30日、同社が運営する保育研究プロジェクト「子ねくとラボ」が、勤続5年以上の常勤保育士100人を対象に実施した、「保育園での雷・豪雨・暑さ対策に関する実態調査」の結果をまとめ発表した。

それによると、「あなたの保育園では、5年前と比べて雷や豪雨などの自然現象を怖がる子どもが増えたと感じるか」と質問したところ、「非常に感じる」が19.0%、「やや感じる」が24.0%、「あまり感じない」が43.0%、「全く感じない」が11.0%となり、保育士の4割以上(43.0%)が、雷や豪雨などの自然現象を怖がる子どもが「増えた」と実感していることが分かった。

雷や豪雨などの自然現象を怖がる子どもに対して、「具体的にどのように対策を行ったか」と聞いたところ、最も多かったのは「遊びや会話などを通じて恐怖を和らげるようにした」31.0%で、以下、「日頃から自然現象について学ぶ機会を増やした」26.0%、「絵本や映像教材を使用して馴染めるようにした」25.0%などが続いた。
このほか、「緊急時にお楽しみ会を開く」や「対策を年齢に合わせて伝える」など51の自由回答も寄せられた。

今年4月から運用が始まった「熱中症特別警戒アラート」や続く猛暑などの影響を踏まえ、「保育士として、暑さに対する子どもたちへの対応に変化はあったか」と尋ねたところ、「ある」が77.0%、「ない」が18.0%で、約8割の保育士が、子どもたちへの暑さ対策に「変化があった」と回答した。

厳しい夏の暑さについて、「5年前と現在とでは具体的にどのように対応を変更したのか」を聞いたところ、最も多かったのは「水分補給をこまめに行うようにした」87.0%で、以下、「室内での遊びを増やすようにした」64.9%、「冷房の使用頻度を増やすようにした」61.0%、「おたよりの配布などで、暑さ対策を保護者に呼びかけた」40.3%、「イラストや写真を交えて暑さの危険を子どもたちに教えるようにした」31.2%などが続いた。

過去5年間の経験を踏まえ、「雷や豪雨、暑さなどの自然現象に対する子どもたちの反応を観察する際に、特に注意している点は何か」と質問したところ、「子どもたちの表情や態度の変化を観察する」71.0%が最も多く、以下、「子どもたちの身体的な反応(汗、震え、呼吸など)を確認する」67.0%、「子どもたちの食欲や睡眠パターンの変化を確認する」31.0%、「保護者からの情報やフィードバックを活用する」22.0%などが続いた。

また、「あなたの保育園では自然現象に対する子どもの不安を和らげるために、今後対策を取り入れていく予定があるか」と聞いたところ、「ある」が51.0%、「ない」が19.0%。

保育士個人として、「自然現象に対する子どもの不安を和らげるために、自覚を持って取り組んでいきたいと思う対策はあるか」との質問には、「子どもが安心できるような言葉かけや対応方法を心がける」が59.0%、「保護者と連携し情報を共有する」が47.0%、「発達に有効な室内の遊びや活動を増やす」が39.0%だった。
「大人が落ち着いて対応していることで子どもたちが安心する」や「身の安全を守るためにはどのような行動をすると良いかを伝えていく」など55の自由回答も寄せられた。
この調査は、全国の勤続年数5年以上の常勤保育士を対象に、8月19日〜21日にかけてインターネットで実施した。有効回答数は100人。
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