2025年9月18日
学校現場のネットワーク環境、担当者の7割以上が「Wi-Fiを改善したい」=バッファロー調べ=
バッファローは17日、教育委員会に所属しICT関連業務に携わる関係者86人を対象に実施した、「学校現場におけるICT活用とネットワーク環境に関する調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、「現在、学校で導入しているWi-Fiについて改善したいと感じることはあるか」と聞いたところ、70.9%が「ある」と回答。「ない」は18.6%だった。
「実際に改善したいと感じている、または把握している改善要望」を具体的に聞いたところ、「1人1台端末を使用する際など、多台数の端末を同時接続した場合に通信が不安定になる」が55.7%、「一斉に動画視聴をした際に、再生速度にバラツキが発生し授業進行に支障が出る」が44.3%、「オンライン授業時に、映像や音声が途切れることがある」が34.4%という結果になった。
また、「ネットワーク機器の保守・管理で、機器の集中管理サービス(ソフトウェアやクラウドによる管理など)を利用しているか」を尋ねたところ、「利用している」が69.8%、「利用していない」が15.1%だった。
現在利用している集中管理サービスについて、「改善したいと感じている、または把握している改善要望課題」を聞いたところ、「ライセンスの更新費用が高く、継続に課題を感じている」が46.7%、「複数メーカーの機器を一元管理できず、管理が煩雑になっている」が38.3%、「サポート体制が不十分で、トラブル時の対応に不安がある」が31.7%という結果になった。
一方、集中管理サービスを利用していない担当者に、その理由を尋ねたところ、「初期導入費用が高額で予算確保が困難」38.5%、「導入後のライセンス更新費用が継続的な負担になる」38.5%、「操作や設定に専門知識が必要で、対応できる人材がいない」30.8%が上位の回答だった。
また、ネットワーク機器のリプレースを検討する場合に、「重要視する機能や製品仕様」を尋ねたところ、最も多かったのは「セキュリティー機能の高さ」52.3%で、以下、「多台数接続時の通信安定性」48.8%、「通信速度の速さ」48.8%、「管理・運用負担の少なさ」36.0%、「ランニングコスト(ライセンス費用など)」27.9%などが続いた。
「ネットワーク機器のリプレースを検討する場合の財源」について聞いたところ、「自主財源」が35.0%、「活用可能な補助金(今後発表された場合)」が26.7%、「ネットワークアセスメント補助金」が18.6%という回答だった。
最後に、「自治体でのネットワークアセスメント(現在のネットワーク環境の調査・分析)の実施状況」について尋ねたところ、「実施済み」が40.6%、「実施予定」が32.6%、「実施せず」が7.0%だった。
この調査は、教育委員会に所属してICT関連業務に携わる関係者を対象に、8月22〜26日にかけてインターネットで実施した。有効回答数は86人。
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