2026年1月22日
AIの進化、WEBデザイナーの75%が「チャンス」と回答=日本デザイン調べ=
日本デザインは21日、WEBデザインの実務または学習に取り組んでいる279人を対象に実施した、「WEBデザインにおけるAI活用実態と意識に関する調査」の結果をまとめ発表した。

それによると、「WEBデザインの活動(実務・学習含む)で、AIツールをどの程度利用しているか?」を聞いたところ、「毎日」が39.1%で最多で、「週に数回」35.8%と合わせて約75%が「週に複数回以上」AIを活用していることが分かった。

WEBデザインの活動で、「利用しているAIツール」を尋ねたところ、「ChatGPT」が94.0%で圧倒的多数だった。以下、「Gemini」66.3%、「Adobe Firefly」40.1%、「NanoBananaPro」29.4%、「Claude」11.9%、「Copilot」9.1%などが続いた。

「現在、AIを具体的にどのような用途で活用しているか?」を聞いたところ、最も多かったのは「デザインのアイデア出し・ブレインストーミング」60.3%で、以下、「リサーチ・情報収集(不明点の検索など)」59.1%、「キャッチコピー・文章の作成・校正」55.6%、「メンタルケア・壁打ち(相談相手として)」53.6%、「バナー・画像の生成」40.5%、「画像編集(補正・背景除去・リサイズなど)」32.9%、などが続いた。

また、「AIを使うメリットとして最も大きいと感じているもの」を聞いたところ、「作業スピードが上がり、時間短縮になる」が32.5%で最多だった。以下、「不足している知識やスキルを補ってくれる」26.2%、「アイデアの幅が広がり、発想の助けになる」21.4%、「精神的な負担(孤独感やプレッシャー)が減る」6.3%、「提案資料や文章の説得力が増す」6.3%、「制作物のクオリティが上がる」5.6%、などが続いた。

「AIの進化は、WEBデザイナーにとって、どのような影響があると感じているか?」と質問したところ、「大きなチャンス(追い風)だと感じる」が32.3%、「どちらかと言えばチャンスだと感じる」が43.4%となり、合わせて約75%がチャンスと捉えていることが分かった。

「チャンスと感じる理由」を尋ねたところ、最も多かったのは「人間ならではのクリエイティブが重要だから」58.8%で、以下、「AIを活用することでむしろ成果や価値が高まるから」56.9%、「クライアント対応などの、人が担う部分が残るから」39.8%、「AIだけでは理解が難しい領域が多いから」29.9%、などの理由が挙げられた。

最後に、「これからWEBデザイナーとして活躍するために、今後どのような力を伸ばす必要があると思うか?」を聞いたところ、最も多かったのは「クライアントの課題を発見・解決する力」69.9%で、以下、「コミュニケーション力(ヒアリング・プレゼン・調整)」67.0%、「人間ならではの創造性・感性・表現力」64.5%、「AIツールを使いこなす力」59.1%、などの意見が寄せられた。
この調査は、WEBデザインの実務または学習に取り組んでいる人を対象に、2025年12月13〜20日にかけてインターネットで実施した。有効回答数は279人。
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